塩見岳の標高は、国土地理院のHPの山岳標高一覧(
http://www.gsi.go.jp/WNEW/LATEST/special00-01-Hbest21.htm )では3,047m(二等三角点「塩見山」、3,046.88m)となっていて、東峰の標高は地形図にも表記されていません。
通常は三角点より高い標高点があればそれが地形図に表記され、その山の標高となっているようです。
例えば、北岳の三角点は3,192.18m、標高点は少し前に改訂されて3,193mが新しい標高になったようです
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=354028&l=1381420例外として農鳥岳の三角点標高は3,026mで、西農鳥岳の標高点が3,051mですが、農鳥岳の標高で3,051mも併記されていました。(本峰と距離が少し離れているためなのでしょう。)
塩見岳の山頂標識では、東峰に3,052mの表記があり、山と溪谷社の標高データ集や山と高原地図(2005年版)では標高3,052mが採用されているようです。
古い日本山名辞典や、2005年の『日本山岳誌』ヤカニシヤ出版、山と高原地図(1992年版)など古い書籍では標高3,047mとなっています。
国土地理院が標高点3,052mを公表していれば、それが間違いなく塩見岳の標高とみなせるのですが、その出典がみつかりません
いったい3,052mは、どこから出てきたのだろうか
国土地理院の情報更新がなされていないだけなのだろうか?

は2002年に撮影した、3,052mと表記された東峰の真新しい標識。

ヤマレコ(3,047m)
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=84 
国土地理院の山岳標高一覧の塩見岳の標高(3,047m)
http://www.gsi.go.jp/WNEW/LATEST/special00-01-Hbest21.htm 
国土地理院地形図(3,047m)
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353426&l=1381059 
登山天気〜塩見岳(日本気象協会 3,047m)
http://tenki.jp/mountain/famous100/point-182.html 
Yahoo!地図(3,047m)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-119235.html 
山と高原地図(3,052m)
http://yamachizu.mapple.net/yamadetail.asp?mid=01-0083 
ヤマケイ(3,052m)
http://yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=604
alpsdakeさんこんばんは。
私も塩見岳の標高は 3,047mと覚えていました。
確か「日本百名山」でも3047m表記でしたね。
深田久弥はこの中で東峰の方が幾らか高い、と認めていました。
同じことが水晶岳でも。
この山も2978mで覚えましたが、南峰の2986mになりましたね。
深田久弥も明らかに南峰の方が高い、と。
塩見岳より水晶岳の方が明らかに高さの違いがはっきりしていると思いますが、
どのような基準で北峰を三角点にしたのでしょうか?
でも現在の国土地理院の地図では、水晶岳に2,986m表記もしていますね。
確認すると確かに塩見岳の標高は 3,047mのままですね。
私が塩見の西峰に立ったときも、間違いなく東峰の方が高かったです。
標高が高くなることは私にとっても歓迎すべきことなので、
剱岳のように、正式に東峰で再測量してもらいたいものです。
Akanekoさん、こんばんは
確かに日本百名山にも記載されていて、東峰の方が高いようですね。
国土地理院が地図等へ反映して、最高点の数値が標高表記になることを希望します。
木曽御嶽山は山頂の一等三角点が3,063.41mで、測定点の3,067mが標高表記されています。
山頂部にある岩の最も高い位置を測定して標高としたと思われます。
高さ3.6m程の岩があるということになるので、今度登った時にどこか調べてみます。(御嶽神社奥宮?)
↓東峰から見た西峰(奥穂高岳の山頂のような大岩のピークで、塩見岳東峰では人工的な積み上げはなさそうですね。)
↓御嶽山の山頂の神社
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