連続アップすいません。遭難費用請求条例ができるようですね。
以下引用です。
山岳救助で防災ヘリコプターが出動した場合、遭難者に費用を請求できるようにする条例が、埼玉県議会で成立する見通しとなった。
登山ブームで山岳救助件数は増加傾向にあり、費用請求を可能とすることで安易な入山を防ぐことが狙いだ。最大会派の自民党県議団が条例案を提案する方針を固めたもので、可決されれば、費用負担を求める条例は全国初となる。
条例案では、県内で防災ヘリが山岳遭難などで緊急出動した際、「知事は要した費用の負担を被救助者に求めることができる」と規定。「被救助者の責めに帰すべきと認められない」場合は対象外としている。
bmさん こんにちは。この夏の奥秩父での
遭難をうけて制定されたのでしょうが・・・
実際の運用はどうするのか?
>「被救助者の責めに帰すべきと認められない」場合
てどんな時? わざと遭難する人もいないですし・・・
bmwr1100rsさん、こんにちわ^^
遭難した場合、本人負担が当然と思っていましたが、条例化しないとならないような事情があるんでしょうね。
いろいろと考えさせられますね。
はじめまして。
nanshuと申します。どうぞよろしく!
私が思うには、おそらく。
「山岳保険に入っているから」
とか言って、安易にヘリを利用する不逞な輩がいるそうで、
公の機材運用についての現状法整備がないからといって費用負担の請求を手続きできない(保険会社にすら請求できない)事態をすくなくも改善したいということでは。
本来の目的で利用の場合、すなわち緊急救命のときは費用負担の必要はないと追記したまででしょう。
私もnanshuの言われるようにまずは法整備することで安易な救助要請の抑止力というのが趣旨かとおもいます。
↓こんなふざけた救助要請もあるので「いい加減、金とるよ!?」って言いたいんだろうなと・・・
http://yakedake2544.blogzine.jp/tirori/2010/09/post_85e2.html
こんばんは
mic726さんのリンク先見ましたが、ガッカリしますね
今回は埼玉県の話ですが、他の県でも同様なことになるのでしょう
さらに進化すると、入山規制になりかねない
araigengaさん、こんばんは
本当に
>「何しに山へ来てるのか」「ガッカリします」
東北の某所でしたか、ブナの森への入山規制とかうんぬん
それはほんとつまらない
脱線しますが、
ナントカ100名山ハント
ってやつ
この手の通俗性が、ぼくらの山に対するあくなきあこがれと相容れないですし、けだし、この件などのいやらしさの根源でしょうね。
と、問題提起はしますが、「100名山」派の方々も同情しないわけではありません。むしろ好きです。
きっと、山を好きな方々
でしょうから。
森の愛し方のコンセンサスと、さらに寛容性の論議の継続。そういう問題ですか。
今日の日経新聞で記事を読みました。
15日の本会議で採択されるようですね。
有料化は安易な救助要請の抑止を目指したものと思われます。
登山者の意識として、個人的な趣味の登山ですから、それで命が助かったのならサービスの対価として相応の負担は覚悟しなければならないという覚悟が必要ではないかと思います。
自治体の財政としては、通常の市民生活をしていて事故にあった人の方を手厚く保護する方が大事だということでしょう。
ただ、行政として、国民の健康維持のためや登山関係業界の育成のために登山を奨励したいという観点があるなら、行政ヘリ出動の無料制を維持するという論もあるかもしれませんね。
こんばんわ
そういえば…去年の冬、○ツ峠を上る途中で氷を足を滑らして捻挫した方がいて歩けますか?と聞いてみると「今、携帯で埼玉の防災ヘリを呼んだ」とのこと…ここは山梨なのに何で?と連れと話していました。ヘリは来ましたが、その方はヘリ近づけるような場所にいなくヘリも探し回って登山道づたいにウロウロといった感じで結局、地元消防の方が反対側から車で来て背負って収容したみたいですが…そのときは埼玉のヘリを山梨に呼ぶのか…とかなり疑問に思いましたがそんな事もあるから条例化なのかなと納得しています
miccyanさん
実際の運用方針は今後決めていくそうです。
本人の責めに帰すべき、とは落石などの怪我など、「急激かつ偶然」に発生した傷害などなのではないかと(勝手な解釈)。
疲れたというのは急激ではありませんね。
jaran2さん
足を滑らせて落っこちた人を救助するのに、お金を払う意思を確認することはできないでしょうね
逆にお金を払う意思がない、またはお金がない人はそのままにしておく、というのもつらいですね。
そのへんのルール決めということなのかな。
nansyuさん
山岳保険は万能じゃないですもんね。
私も入っていいますが、基本はもし私が遭難したりケガをしたりして他人の力を借りなければならなくなったとき、その負担に対する保険という意味で加入しています。
自分のためではなく、自分に関わって動いてくれた人のためですね。
mic726さん
まさにそのとおりですね。
今週号のマンガ「岳」がそういうテーマでした。
「まるで山が悪いような言い方だな」ってセリフが印象的でした。
あらげんさん
知り合いのプロのガイドが以前「本物のヤマヤは山で山の話はしない」って言ってました。
意味合いについては諸説賛否あるでしょうが、先日北海道の山小屋で一緒になったガイドさんは、小屋番のにいちゃんたちと山のウンコ回収ボランティアとか、わがままな遭難者ネタで盛り上がってました。
yassanさん
救急車でも同じ現象が起きてますものね。
山はまだそういう馬鹿野郎は相対的には数が少ないのではないでしょうか。
もし同行者が疲れたからヘリを呼べって私に言ったら、迷わず尾根から突き落とします。
もしくはやさしく置き去りにします
100名山、山ガールetc
楽しみ方は人それぞれだとは思います。
そこを否定するつもりはありません。
で・も・ね
ありモノを買ってきて(人マネして)、ただ遊ぶだけでは趣味とはいわないと思います。
自分のやり方で楽しんでこそだと思います。
takamoさん
私は単独行の重登山のときはシーネも持って行きます。
その分重いですが
捻挫程度でヘリ呼んでんじゃねーよ、って気もしますが、単純にわがままとは言えない場合もありますよね。
そういうときは、やさしく「素人が来るには10年早かったですね」と言ってあげましょう
nanshuさん、こんばんは
やはり山にもいろいろな人がいるものですね
生物の多様性ということで、手を打ちましょう
ちょっと意味が違いますが
あ、これはBちゃんの日記だった
この件、私は山ほど書きたいことがありますが、自分のスレッドではないので、遠慮して、制限して書きます。それでも長くてすみません。
私は埼玉県に次のことを言いたい。
1) まず防災ヘリが各県になぜ配備され、どのように運用されているかを、見る必要があります。1年365日のうち、登山者向けは数パーセントで自治体の防災訓練等が日課のほとんどです。
その訓練をのぞくと、出動回数も全国ならして6割は、山や海以外の患者の救急輸送などです。
山の出動も、山菜、きのこ、釣りなどがカウントされており、純粋なデータを私は見たいです。
そのうち、登山者だけが有料化の対象にされるのは、整合性のある根拠が必要です。
また国の事業として各県にヘリと要員を配置したこととの整合性も問われます。
2)では、関係自治体にとって、登山者はひたすら負担を強いられるだけだけの存在か?
産業という視野でどなたかも書かれていました。メッカの山梨県や長野、富山などの場合、登山にともなう経済や雇用の面をカウントしたら、地元世論ははたして「有料化」でまとまっているかどうか、論証が必要と思います。
全国には、村の活性化をめざしても、観光客も若者もぜんぜん増えない市町村があります。
くらべて登山基地の町は、登山者が多いところほど、落ち込みから救われています。
3) 国内の運輸、交通、宿泊等々などでの登山のGDPの寄与をみた場合も、なぜ登山者だけが特別視されるのか、海、道路交通など公的な救命、救急、事故対応などとくらべて、アンバランスを感じます。
私はそれは、登山をしない人から見て、登山行為が一面、きわめて道徳的な崇高?な行為、反面、迷惑な危険行為とだけ見られて、国民スポーツの大事な要素という理解が、とくに日本は遅れているからと思います。
そのことと、実際の遭難時に、多くの場合、登山者の家族が多額の出費をおこなっていることが、伝えられていないと思います。
4)今回の措置で、実際に重篤な病気に稜線で遭う方がいたりしたとき、ヘリを呼ぶのに躊躇する登山者は出るでしょう。心臓病や糖尿病などの疾患をかかえた、金のない登山者は、山へ登るな、というのでしょうか?
人命と事故にたいして国はまずしっかり支援するのが近代国家のあり方です。
世界のどこの国で、自国民がどんな理由で災難に遭おうとも、まずその身柄を確保するのが、近代国家の基本です。
国内でも同様。
5)根本的には、それで山の遭難事故は減るのですか? ということです。
実際には、登山者は、遭難すれば相当なカネがかかることを、常に念頭においています。数百万円は捜索費ですぐ消える。覚悟して山へ入っています。
事故はそのなかでも起こる、急病も起こる。
今度の措置は、そういう場合の公的な救命率を下げてしまう悪影響はあると思いますが、遭難は減らない。山中の死者も増えるしょう。全国で真似をすれば。
なぜかといえば、ツアー登山の問題、ガイドの質の向上と資格・教育体制、登山者の安全教育体制の問題など、昨今の遭難の原因にちっともかみ合わない対処でしかないからです。国が立法化することは、この面でこそ大いにあります。
遭難はもとから断つしかありません。
6)最後に、今度の措置が夏の3重遭難事故を、県議のみなさんが外から眺めて、なにかなしたこととするなら、事故原因にまったく見合いません。
ヘリの事故は、それなりの教訓が明らかになるものです。プロはプロなりに、教訓を得ているはずです。最初の死亡者の搬送方法は、急ぐべきものだったかどうか、深く検討されているでしょう。
テレビ局は、沢に入った目的からしてまったく別の問題です。
追記
それでも、悪質なやつらは許せないという対処案が残ります。
私は関係する国の法律に次のように規定します。
1)防災ヘリは原則無料。
2)出動は現場の状況を各県の防災ヘリの運用部門・当直の判断でおこなう。
3)その際、現場からの事故についての通報を参考とするが、虚偽の通報や悪質な事例については、1回の出動経費に相当する違反金、あるは罰金を徴収する。
この条例案、ニュースで見ました。
皆さん書かれていますが、正直、問題の根本解決を狙っているものとは思えないですね。
きっとこの案を提出している議員さん達の頭の中にあるのは、先のテレビ局の話であり、トムラウシの話でしょう。
そして、入山者が減れば事故が減るはず・・・イザという時にお金取っておけば赤字補填に使えるはず・・・短絡的ですね。
私も登り始めて日が浅いのですが、ほんとに初めての頃はどこでどんな情報を手に入れれば良いのかすら分かりませんでした。
自治体がそのような情報提供に積極的に絡んで欲しいとは言いませんが、情報発信の支援や環境整備に取り組むことで事故を未然に防ぐことが出来るのでは?と、思います。
まずは教育ありきかなぁーと。
それからオシャレさだけをアピールした番組制作をするテレビ局をどうにかするべきじゃないですか?
私はそっちの方が気になります
ちなみに法律用語の世界では「〜できる」と表記の意味は基本はしなくてもよいという意味です。
世間の生活常識とは多少食い違いがありますが、そういう意味です。
まあ、本物の悪質通報者(タクシー代わり利用者)への警告といった意味での苦肉の策といったところですかね。
登山ガイドの質、地元振興、安全性について、ヘリの運用の観点からは論議をスタートはできないでしょう。
山ガール、富士登山、など煽りたいだけ煽って、あとのことは地元の遭対協や自治体任せというマスコミにも責任はあるでしょう(マスコミは責任をとる組織ではありませんが)。
でも、富士山周辺のごたごたを傍から見ると、話は単純ではないようですね。関係者が多ければ多いほど解決は不可能だと思います。
心あるヤマヤはみんなtanigawaさんが考えているような気持ちを抱いていると思います。
ただ、それを自分の問題として捉え、自分の責任において何が行動できるかということも同時に考える必要があると思います。
ちなみに私がやっていることは、トイレの際には必ず募金することくらいです、スイマセン
追加で関連する件を。
1)マスコミや一部の推進論者の議論に抜けているのは、いったい防災ヘリとは1年365日の大半を何を任務にして日々、活動しているのかということです。
登山者救助はごく一部分です。
その費用を例えば民間のへり並みに勘定するなどするのかということです。
2)そのごく一部分の登山者の救助要請のうち、いったい悪質・軽率なものはどれだけの割合なのか?
これも仰々しい報道の割に、実態が不明確です。
事例で挙げられているのは10件も聞いたことがない。
私が目の前で見たケースでは、他の登山者の落石に当たったケースが1件、心臓病で亡くなられた方の搬送が1件です。
3)原則無料という制度が大事です。そうでなければ、緊急時の通報に躊躇が出ます。
そして出動の要・不要はヘリの指揮担当者がおこないうることを保障する。
悪質なもの、虚偽の通報は、もともとごく少数なのですから、違反金を取る。
こうしたわかりやすい措置が、実情を反映したものになるように思います。
4)今年、日高の幌尻岳に登ったパーティーの救助でヘリが出動しました。これは自衛隊のものだったかもしれません。
原因は、ツアーガイドが、中腹の山荘に悪天で閉じ込められるのを嫌がって、安全策とはちがう縦走ルートで、逃げようとしたためでした。
日程制限、ガイドの指揮の自由度、ガイドにおんぶの登山者、等々の問題が根本にありました。
03年には、台風来襲の警報のさなかに、幌尻山荘に入ったツアー客20数人が、晴天になっても林道を使えず、閉じ込められました。
自衛隊のヘリが出動しましたが、パーティーからも、ツアー会社からも、正式の救助要請がないまま、町当局が判断しました。
http://trace.kinokoyama.net/mt-journal/journal-porosiri2003.htm
こうしたケースで遭難・救助にかかわる費用は、ツアー会社は参加者が負担するという一筆をとっている問題は、トムラウシのときに書いた通りです。
ツアー会社はとことん無責任です。法が甘すぎる。
5) 昨今の事故は、モラルももちろんですが、登山者の質の問題が深刻になっています。地図も使えない。
私は、ツアーに配置されるガイドの資格や待遇がきびしく改善されるだけでも、ツアーが今と反対に登山経験を学びあう場所に変わり、山の風潮が大きく変わると思います。
個々人の自覚では、商業主義に負けます。
国と自治体は、他のスポーツ人口と予算投入と比較して、登山が冷遇されていることを考え、こういうおおもとのところで、大きく舵を切り替える対応をしてほしいと思います。地元山岳会などにも補助や雇用の措置をとって、安全指導体制を充実してほしい。
どんな人であっても、山に来て欲しい
というのが私の気持ちです。
そんな私が思うのは、基本的に個人は無料で
要救助者の住所地の自治体に費用を請求するというものです。
被救助者の責めに帰すべきと認められない、認められる
なんて線引きは出来ないとおもいますから。
私の住んでいる岐阜県は
昨年、防災ヘリが墜落して殉職者も出ています。
新しいヘリの購入は財政が大変ですし・・・・
そうすれば、遭難の多い地域を持つ
県の防災ヘリ、航空警察隊も少しは助かります。
一番は各登山者の心構えなんですがね〜
「金払ってんだからな!なんの文句があるんだよ!」ってな連中が出てきそうな気がする。個人的には、事前のルート調査と気象情報、装備の確認。実力に見合ったコース取りを実践するのみです。
タクシー代わりに使うような連中には、金を取るより「ただいまXX市にお住まいのAさんの遭難救助に出動中です。ヘリの音がうるさいかもしれませんが、ご容赦願います。」ってスピーカーで名前を連呼しながら飛んでいく方が効果がありそうな気がしますが.....。それでも良いなら出動しますが?って聞いてみちゃどうですかね?死ぬの生きるのなら断りゃしないでしょ。
いろんな人がいて、いろんな意見があって、さらにそれをみんなで話し合える場があってほしいですね。
匿名とか1対1だとどうしても攻撃的、先鋭的になりがち。
たくさんの人の前で正々堂々意見を出し合ってみたいものです。
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