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トイレがある山は良いが、無い山も多い。
副交感神経が働かないのか大をもよおしたコトはまだないが、小はあるので、常にトイレットペーパー、簡易トイレ、ミゾーのスコップをトイレキット入れて持ち歩いている。
なおティッシュペーパーは分解しないので使用しない。
夏より冬山は更に大変でトイレ閉鎖の小屋もある。
積雪面に用を足したら、一応見えない様に雪を被せるのが自分のマナー。(他人の小用の痕跡を見るのは不愉快だし、自分も恥部を見せる様で不快)
また冬季の用足し後の紙は、トイレのない小屋等でもビニール袋に入れて持ちかえる。
何故なら春になって、そこいら中に用足し後の紙が落ちているのを目にするのは不快だからである。
(自分がイヤな事はしない)
トイレのない某小屋に泊まった時のこと。
翌朝、同泊の団体が先に帰った。
小屋のまわりに小用跡が黄色くあちこちにあり唖然とした。驚いたのは小屋の正面で小用を足し、使用した紙も雪に埋める訳でもなく、そのまま放置されていたが、その団体は、しっ放しの光景が当たり前なのであろう。
私がやる必要もないかも知れないが、外に置いていたスコップで雪を被せた。
某小屋は冬期登山道の通過点として一般的であり、たくさんの人が通る。小屋の周囲が黄色く汚れていたら気分は台無しだろうし、誤って踏んでも嫌だろう。
しかし、それは私の考えで、そんな事は特別何ともないのかもしれません。
登山は
① 自己完結
② 相互扶助
で成り立っていると思っている。
某小屋には昨年末にも確認したが、どなたかのストックなのか2Lのミネラルウォーターが2本あった。(ちなみに使ってOKとは書いていない)
冬は水はなく、雪を溶かすか、鹿だらけの山の沢水を浄水器で浄化するかだ。
我等は合計2.5Lの水を煮炊き用に持参した。(自己完結)食器洗いや乾燥対策に薪ストーブで小屋のバケツを使い雪を湯にした。
小用しっぱなしの団体が、そのミネラルウォーターを使い、更に残りのボトルも「誰も使わないだろう」と言い持ち帰ってしまった。
誰かのストックなら、ある筈のミネラルウォーターがないとしたらショックだろう。
自分が助けられた水を、また他の誰かの為に残そうとは思わないのだろうか?
…とは言え、その団体は十分な水を持参していた。
我等は持参の薪で暖を取っているからと言って、他人に暖を取るなとは言わない。
それは、お互い様(相互扶助)だからだ。
「立つ鳥跡を濁さず」 そんなことわざを思い出した。
焼石岳のスローガン「来た時よりも美しく」 を胸に掃除して帰った次第である。
素晴らしいです。地元には花の百名山があり、簡易トイレとトイレブースがあります。しかし、残念ながらトイレ後のティッシュペーパーを目にします。それを回収する広い心はありません。歳がどうのとも言えませんが、明らかにベテランの山岳会所属の団体が…(以下、自粛)
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