三毛別事件の特集を放送していました。
番組公式HP
http://www.fujitv.co.jp/unb/index.html
backnumberをクリックして、「史上最大の獣害事件・三毛別羆事件」
をクリックしてみてください。
放送内容が細かく掲載されています。
私は何年か前に「シャトゥーン」というヒグマの食害事件を題材にした本を
読みました。その本のなかで、三毛別事件のことが実話として紹介されて
いましたので、強烈に心に残っていました。
アンビリーバボーの映像を見た瞬間、本のことを思い出して
食い入るように見てしまいました。
思わず、録画ボタンをポチッとしました。
作られた映像とはいえ、恐怖を感じました。
子ども達と一緒に風呂から上がって、
ドライヤーで髪の毛を乾かしているときに昨日の番組を見ました。
いつもなら、子ども達のケンカが始まったり、非常にうるさいのですが
いつしか子供たちも黙り込んで、その映像を見ていました。
今から約１００年前、北海道開拓時代の話とはいえ、
非常に悲しい、衝撃的な事件です。
さて今日、仕事を終えて帰宅すると妻が開口一番、
「きのう録画した、ヒグマのテレビ、今すぐ削除して！」
と言いました。
何事かと思い尋ねると、小学校２年生の長男（まだ夏休み）が
一日中、アンビリバボーの三毛別事件を何度も何度も繰り返し
見ていたそうです。
憑りつかれた様に。
様子がおかしいと思った妻は、強制的にテレビを消しました。
念のために申し添えますが、
息子は明るく素直で、くら〜い子ではありません。
でも、子どもの心に三毛別事件の悲しさ、衝撃がダイレクトに伝わってしまったのでしょう。
異様な顔をして、何度も見ていたと妻が言っていました。
今、長男は、３９度の熱を出して寝込んでいます。
そろそろ２回目の座薬を入れてもいい時間帯です。
三毛別事件の映像を見た影響で、発熱したとは考えにくいのですが、
何か特別な感情が息子のなかに渦巻いたのは間違いないようです。
こういう凄惨な映像は、あまり見せない方がよいのかな？
番組では、動物と自然と人間の共生がいかに大切であるか
強引にまとめられていました。釈然としませんでした。
３ｍ５０ｃｍものヒグマに襲われたらひとたまりもないでしょう。
穴持たずの狂暴化したそれであればなおさら。
そんな状況は、日常生活ではまず考えられませんが、
クマが生息する山域に足を踏み入れるて、山を楽しませてもらっている以上、
その事件のことを決して忘れてはならないと強く思いました
はじめまして。
六線沢の話は、矢口高雄の『羆風』という漫画を
読んで知りました。（戸川幸夫の原作をもとに描
かれたものです）
とても怖かったのを覚えています。
よろしければ、お子さんの隠れて読んでみてください。
>番組では、動物と自然と人間の共生がいかに大切で
あるか強引にまとめられていました。釈然としません
でした。
同感です。
被害に遭っている多くは、山村のお年寄りなのに、
なんとも無責任なことを言うなと思いました。
お子さん、お大事にしてくださいね
ｉｔｔａさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
羆風、探して読んでみます。
子どものことも気にかけて下さいまして、恐縮です
私ごとですが、先日、飯豊山に行ってきました。
西会津町の山奥の弥平四郎という集落から山に入りました。
こちらも10数軒の集落のようでした。
ご年配のご夫婦が畑仕事をされていました。
山やクマに対して、どんなことを考えているのか、受け止め方をされているのか、お話しを聞いてみたいです。
oyamaさん、こんにちわ。
恐ろしい事件ですね。TV見たかったです。
でもHP見たら、やっぱお子さんには
刺激が強すぎますね。
ittaさんがかかれている
マンガは知りませんでしたが、
吉村昭の本は読みました。
「羆嵐」、読んでみてください。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1242-detail-4325
sakusakuさん、こんにちわ。
羆嵐、読みます！
これから図書館に行って探してきます！
sakusakuさんの日記も拝見しました。
ツキノワグマの解体を見られたことがあるのですね。
すごい。
私は、土産物売り場でツキノワグマの毛皮で作られた腰巻のようなものをナデナデしたくらいしかありません。
それだけでも、超リアルな触りごこちで、怖かったです。
畳平のバスターミナルで観光客が襲われた事件も、山渓で読みました。詳しく解説されていました。
ヒグマの事件は、極端な事例なのかもしれませんが、
他の動植物と人間のかかわりで、様々な話があるのでしょうね。
私は里山ばかりなので、実体験は少ないのですが、
本を読んで、いろいろ感じたいと思います。
通りすがりのkarehaです。
昔、何気なく苫前の町はずれにある小さな開拓資料館に入ったらびっくり。
部屋中に並ぶ巨大な羆の剥製に圧倒され、この近くに
最後は軍隊が出て退治したという、この恐ろしい事件を知りました。
じゃあ、とその現場も行ったのですよ、どんどん山に入っていくと「ここで第二の被害者が襲われ・・」などと看板があるのです。最後は車を降りて小道を歩くと小さな空き地があり・・
そこで、鳥かなんかががさっと飛んだらしいのですが
私、心拍数が２００ぐらいに跳ね上がって一目散にその場から駆け下りました（笑）。
つくづく、あの時代にこんな山の中まで開拓者が入っていたのか、と当時の苦労に絶句させられます。
そのあと、吉村先生の小説を震えながら読みました（資料館の中でラジオドラマ化されたときのものが流れていた）。
数年後、何気なく新宿の紀伊国屋の前を通ったら
先生のサイン会の看板があり・・もうお亡くなりになり、今や「家宝」です。
人間も羆も自然の一部、人は小さいですね。
私もテレビ見ました。
以前、ヤマレコの日記で「福岡大ワンゲル部・ヒグマ襲撃事件」をアップしてる方がおられました。
（すみません、日記探したけど見つけられませんでした）
福岡大ワンゲル部ヒグマ襲撃事件
一度でも熊が出たらすぐ撤退だと心に決めました。
あ、eriyさんの日記には動画がリンクされてました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/814-detail-22947
（すみません。eriyさん勝手にリンク貼りました）
今から見てみます
Karehaさん、こんばんは。
あの現場に行かれたことがあるのですね。
今でも行くことができるのですね！
北海道の開拓資料館ですか〜。一見の価値ありそうですね。
開拓時代という時代があったいう現実は、ついこの間のことなのですものね。
あの現場で、ガサガサ音がしたら、そりゃ〜HR２００ぶっちぎりますね！
考えただけでも恐ろしい。
私もKarehaさんと同じ状況でしたら、即刻退散してましたよ。笑。
今日、図書館に行って、吉村昭さんの「羆嵐」を探したのですが、見つかりませんでした。
非常に残念。これからも探し続けます！
＞人間も羆も自然の一部、人は小さいですね。
仰るとおりです。
来週の週末を利用して２泊３日で仙台に行ってきます。
知人が亡くなったので、お線香をあげに行きます。
羆などの猛獣に襲われて亡くなった人、
地震、津波に襲われて亡くなった人、
人間は抗えないのかもしれません。人は小さいですよね。
私も山に行くとそう思います。
ところで、Karehaさんは、鏑木さんのセミナーを受けられた経験があるのですね。
日記を拝見しました。素晴らしい体験ですね。
私はというと、今朝、近くの角田山にトレイルランに行きたかったのですが
息子が発熱してしまったので断念し、子供たちが昼寝した隙に、
９０分ランをするのがせいぜいでした。
帰ってきて、シャワーを浴びて、洗濯物を畳み終え、
パソコンに向かいながら、冷えた純米吟醸生原酒を飲んでいます。
うめ〜
人生有限。いつ死ぬか分かりません。
それならば、好きな山に行き、気持ちよく走り、旨い酒をのみ、
きもちいいSEXをして（奥さんと）、
何も思い残すことのない一日一日を繰り返したいものです。
当地、新潟は涼しくなってきましたよ。
秋がすぐそこです。
今日の夜、近くの角田山では提灯登山花火大会が開催されます。
角田山に登ると、花火を見下ろせるのですよ。
山はいいですね。もうすぐ秋ですね。
islandnaoさん、こんばんは！
テレビ見ましたか！一緒ですね！
メッセージありがとうございます！
作り物とはいえ、何とも言えない気持ちにさせられましたね。
福岡ワンゲル部の事件も、本で読みました。私が生まれる何年か前だったと思います。
ザックを奪い返したことが致命傷になったようですね。
教えていただいたリンク先を後でじっくりと読みます。
ところで、islandnaoさんは茶道(裏千家20数年)の達人でいらっしゃるのですね！
私はお茶のことはよく分からないのですが、非常に興味深い世界です。
うちの会社でも季節になるとお茶会をやっています。
広島県からですと、当地、新潟は遠いですが、
こちらにお寄りの際はお立ち寄りくださいね。
松籟閣といううちの迎賓館でお茶会をしています。
毎年５００人くらいのお客さまが来てくださいます。
http://www.asahi-shuzo.co.jp/social/social1.html
私は、高校生の時に、都道府県対抗駅伝というのが
１月に広島でありまして、それで行ったきりです。
また、広島いきたいです。
松籟閣は素敵な建物ですね。
そこで、お抹茶が頂けるなんていいなぁ〜。
20数年と言いましても、お喋りに行ってるようなもんで、本当に不真面目な社中です。先生が素晴らしい方なので続いてしまいます。
旅先でお抹茶を頂くのが私の贅沢です。美術館や重要文化財のお家なんかでも頂くことが出来ます。新潟は行ったことがないので、是非行ってみたいです。
（青春18切符で
朝日酒造は超有名ではないですか。私は日本酒
広島も西条が酒処です。賀茂鶴、白牡丹など
呉の「雨後の月」も人気があります。
広島も酒どころですよね。元祖と言ってもいいほどですね。友人が東広島市にいるので、酒の話もたまにしますよ。
うちの酒も、お耳にしたことがあるようで、大変ありがとうございます！新商品もいろいろありますから、お試しくださいませ。笑
酒も、お茶も、山も、導いてくださる人がいると
世界観がかわりますよね〜。
そういう方に一人でも多く巡り会いたいものですね。
昨日、図書館に行って、羆嵐を探したのですが、
残念ながらありませんでした。
代わりに、「山背郷」熊谷達也著を借りてきました。
本をぺらぺらめくった時に、マタギという文字が目に入ったので、
読んでみることにしました。
何かいい本がありましたら、また教えてください。
よろしくお願いします。
私は最後の１分だけ見てもしかして三毛別の事件？と思っていたらやっぱりそうだったんですね。
もともとこの事件は札幌時計台の図書室にある
開拓時代の記録を読んでいたときに知りました。
当時の写真や生き残った人の証言などとても
生々しく、恐ろしかったのを思い出します。
たしか熊の胃の中から出てきた遺体の一部を
ホルマリン漬けした写真も出ていて（別の事件の被害者だったかも？）強烈に印象に残っています。
ただの恐ろしい事件ではなく、開拓時代の生活のすさまじさ、過酷さが背景にある事件ですね。
こんな危険な目にあってまで苦労して開拓した人達を道民として敬わずにはいられません。
islandnaoさん、リンク張っていただいて
ありがとうございます。
皆さんに見ていただければ幸いです。
北海道では森に入ればどこにでもクマはいます。
私も一度あったことがあるし、夏になれば
毎日のようにクマの目撃情報が新聞に出ています。
もともとここは彼らの土地だからいて当たり前。
山に入るときは無用な衝突を避けるためにも
基本ですが鈴などでここに人間がいるんだぞとクマに知らせてあげることが大事ですね。
私が出くわした時もたまたま鈴を忘れて湖を散策していた時でした。
eriyさん、こんばんわ。
この事件は、どうしてもショッキングなことに心を奪われがちですが、
時代背景をよく考えてみる必要があるのですね。
北海道には、どういう歴史があるのか、勉強してみたくなりました。
私は学生時代に夏合宿で、恵庭に１週間、士別に１週間行ったことがあるだけです。
その時以来、北海道には行っていません。
網走にも親戚がいて、毎年、新巻鮭（でっかい一匹もの）が送られてきますが、
そこに行ったことはありません。
こんど北海道に行くとしたら、多分、山を登るためだと思います。
生涯で、一度は北海道の山に行こうと思います
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