三毛別羆事件

2020年06月04日 17:58未分類全体に公開

ツキノワグマとヒグマでは猫と虎くらいの差があると思ってます。20年程前の「慟哭の谷」のおぼろげな記憶だけなので間違えもあるとは思いますが、妊婦まで襲われたり繰り返しの襲撃など衝撃的です。ヒグマにとって人肉はごちそうでそれを知っているヒグマは積極的に人を襲うそうです。よって、鈴などを付けることは逆に危険との指摘もあります。また、一度手に入れた物への執着は他の動物以上に強いようで、三毛別羆事件でもご遺体の取り合いが被害を大きくしたようです。TVでもしばしば取り上げられる福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件や石狩沼田幌新事件でもそれに触れてます。食べ物を取られない事が第一ですが、もし、取られたら諦めるのが得策です。私は北海道に行けるほどの財力が無いのでヒグマの心配はありません。

ツキノワグマは出会いがしらや意図的な威嚇以外はさほど危険は無いと思います。赤岳鉱泉うえで沢筋を直径1M程の真黒なタマが転がり落ちるような出合い頭は何もなく幸運でした。場所も小屋に近く仲間と馬鹿話をしながらなのでまったく察知できませんでした。日光阿世附峠直下と浅草岳ムジナ沢では1.5M程度の黒い熊の逃げていく姿を目撃しました。奥多摩六つ石山付近と御坂地蔵峠付近では1.5M程度の茶色い熊が悠然と登山道を横切っていきました。漫然と歩くのではなく五感を使って早く察知してソーシャルディスタンスを保つことが重要です。私は五感を阻害する鈴は害にしかならないと思ってます。と、言いながら私はラジオを聴きながら歩くことがあります。

【3枚貼り付けられるのでついでです】
左は奥多摩のクマです。かろうじて背中が写ってます。岡田昇さんの知床のアザラシの写真を見たことがあります。瞬時に600㎜を構えて色も露出もピントも合わせるのはプロなら当たり前だそうです。しかし、私にはクマやリスなどの撮影は非常に難しいです。北穂と岩苔乗越で私の周辺を走り回るオコジョ(?)に出遭ったことがあります。真ん中は岩苔乗越の写真です。動きが速いので撮影は困難でとにかくシャッタを押しまくりです。鹿はチャンスは多いものの躍動感が出ません。雷鳥はいい感じで撮れます。サル目撃は良くあることですが、単独のサルは丹沢の長尾尾根と日光阿世附峠下のみです。右側は日光の一匹サルの写真です。群れとは行動の仕方が異なるようです。岩に張り付いてこちらを警戒しているのが感じられました。

2020-05-29 スパッツ

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