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http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-158832.html
おそらく、カラビナがワイヤーゲートになっているため、灌木帯のブッシュ等にひっかかり、壊れたのではと推測します(Kawamasa私見)。
欧米のアルパインルートでは、おそらく草付の灌木帯はほとんど無く、そういうケースは想定できないのかもしれません。
この件に関して、ブラックダイヤモンド社製品の輸入販売を行っているロストアロー社に照会したところ、同社から以下の回答がありましたので、掲載しておきます。
(現時点でのロストアロー社による見解)
●スピナーリーシュのワイヤーゲートの曲げ強度には製品個体差があり、弱い物は横方向へのズレ幅が大きく、本体のアゴから外れて逆側に開く可能性がある。
●ヘッド側に装着した場合はヘッドと干渉してテコの力がかかり、よりリスクが高まる可能性がある。
●アックスのスパイク側に取り付ければ、このリスクが顕在化する可能性は下がると思われる(※ただしkawamasaの見解ではアルパインクライミングではヘッド側に装着することが通常であると思います)。
(今後の対応方向)
●ロストアロー社からブラックダイヤモンド本社に対しても事例として報告し、ブラックダイヤモンド本社の見解を待って、必要に応じて、ロストアロー社のWEBサイトでの注意喚起等の所要の対応を検討するとのことでした。
※なお、ロストアロー社の担当者の方からは、この件に関し、迅速かつ丁寧な対応をいただいたことを申し添えます。
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