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「コース定数とは、鹿屋体育大学の山本正嘉名誉教授が提唱されている概念で、そのコースを歩いた時にどれだけのエネルギーを消費するかを表す数値です。
コース定数を参考にすることで、そのコースがどれほどのエネルギーを必要とするか(言い換えれば、どれほどの体力を必要とするか)を客観的な情報として得ることができます」
実際の計算式は
コース定数 = 1.8 × 標準コースタイム(h) + 0.3 × 距離(km) + 10.0 × 累積標高差上り(km) + 0.6 × 累積標高差下り(km)
ただしヤマレコでは体力度という形で変換されて表示されます(数値が丸められてしまっています)ので注意。
https://www.yamareco.com/guide/faq/stamina_index/
過去の自分の山行の数値を見て、※に考察をまとめています。うまく使えば事前に自分の体力の応じた計画ができるとよい参考数値かと思いますが、以下は数値に考慮されていないので、注意が必要です
・歩く速さ(特に帰りのバスや電車などでの時間の制約)
・コースの状況(登山路の斜度や荒れ具合、当日の天候など)
・荷物の重さによる体への負荷
・当日の体調
※https://kenjiro-t.hatenablog.com/entry/2024/02/23/
ヤマレコに「体力度」なるものが登場して、実際の山行での疲労度との乖離を強く感じていたのですが、その原因が本日記から判った気がします。
つまり、「体力度=エネルギー消費量」なんですね。筋肉の疲労度はほとんど考慮されてない。
急坂の登り下りではふくらはぎ、足首、腿の筋肉を酷使するため、感覚的には筋肉疲労=体力度となります。
個人的には距離や高度より、急登や激下りの多さ・長さがコースの困難性を高めていると思います。
確かに自分で分析していても、そう感じました。特に整備がイマイチな急な登りは筋肉使いますし、逆に(木曽)御嶽山のように、標高はあるけど登山道が整備さてている場合は楽に感じます。この数値を見る時には、その辺の注意が必要ですね
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