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2020年11月21日 11:20旅の足跡全体に公開

『TIME』誌に世界で最も危険な建物に取り上げられた「高過庵」

【『TIME』誌に、世界で最も危険な建物十傑に推挙された「高過庵」】

先年、アメリカの『TIME』誌が、イタリア「ピサの斜塔」と共に「世界でもっとも危険な建物トップ10」が紹介され、日本を代表する「危険な建物」として名誉ある称号?を頂き、取り上げられていた“危険な建物” その名も「高過庵・たかすぎあん」

諏訪を離れる前に、一度この目で視ておきたいと満を持しての訪問である。
「高過庵」なる名称から察せられるように、名の由来は単純明快、高過ぎる木の上にある事から。
建物は2本の木で支えられ、地上6mの高い木の上に乗っている。一度目にすると忘れられない奇想天外な茶室である。
この奇抜な茶室を設計したのはオリジナリティあふれる建築作品で知られる茅野市出身の建築家藤森照信氏。

「高過庵」のお隣に眼を転じれば、これまた驚き桃ノ木奇想天外、地上3.5mに、ワイヤーで空中に吊り上げられたその名も「空飛ぶ泥舟」風に揺られてユラユラリ。
春や秋の穏やかな日に「空飛ぶ泥舟」のなかで、揺らりユラユラ読書三昧、昼寝なんざ、浮世を忘れたひと時を過ごすのもワルかないな。

二つの建造物は、いわば大人の遊び場、隠家とでもいいましょうか、氏自身の実家の畑に建てられた自らの建物だ。

最後に控えしは、二つの建物の直ぐ傍に「神長官守矢史料館」
こちらも思わず立ち尽くし見とれる出来栄え。なんと4本の木が、屋根から突き抜け天空を指している。
「神長官守矢史料館」は、鎌倉時代から明治まで、諏訪大社上社の「神長官」を司る守矢家の資料館として建てられた、藤森氏のデビュー設計建物である。
屋根を突き抜ける4本の木を見て、諏訪大社の「御柱」に見立てたのだろうかと推測したが?・・・。さてどうでしょうか。

※ 訪ねてみたい方に所を掲げておきますね=「茅野市宮川389-1」
そうそう、グーグルストリートビューでも片鱗が観られますよ。

・世界で最も危険な建物に推挙された「高過庵」
・風にユラユラ「空飛ぶ泥舟」
・4本の木が屋根を突き抜けている「神長官守矢史料館」
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