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っていうのは、わかってる。
けど、HF帯で通信してみたいじゃん。
(賛同者いないだろうけど)
こうなんていうか、長波だと地球は自由空間伝搬じゃなくて
地面と電離層に挟まれたストリップライン?みたいな?
いろんな電波モードが楽しめる。みたいな?
(すでに読者の潮引きが始まってる予感

以前、奥多摩へいったときどっかの峠で、車内を無線局に改造した
軽ワゴンが、屋根に長波のアンテナ展開して・・・・
ずーっと、黙々とCWやってたのは感動した。
たぶん、あの人あの日一言もしゃべってないよ

で、HF無線機のハンディー機の話です。
いわゆる、モバイル(バッテリー内蔵で、ある程度小型化が考慮されたもの)は
今のところ二つあります。
エントリナンバー1。
■ Elecraft KX3 トランシーバ(写真左)
http://www.elecraft.com/KX3/kx3.htm
これは以前、ここの日記でも書いたものです。
今月発売になりました。米国製品です。
(なので、開局するときは申請書がちょっとめんどい)
帯域: 1.9 MHz〜50 MHz
変調: SSB/CW/DATA/AM/FM
出力: 10W
質量: 700g
価格: 999ドル(組み立てキットだと899ドル)
ってか、組み立てキットってどのレベルから組み立てるんだろ。
まさか、部品実装からやるんじゃあるまいな。
エントリナンバー2。
■ Vertex Standard FT-817ND(写真右)
http://www.vxstd.com/jp/amateur_index/ft_817.html
これ何年前からでてるんだろ?
Vertex Standardになっても筐体には「YAESU」と表示

そして、なんとHF帯だけじゃなく144/430MHzもできる!!
帯域: 1.9 MHz〜430 MHz
変調: SSB/CW/DATA/AM/FM
出力: 5 W
質量: 900 g
価格: 実売約79000円
悩むー。
Elecraftだと比較的軽くて(けど700g)、10W出せる。
Standardだとメジャーどころの144/430も使える。
電力は倍違うけど3dBの利得なんて立ち位置変えればどうにでもなりそうだし。
そもそもHFで5Wの違いがナンボのもんじゃい。
だから、やっぱStandardかなぁ。
悩むー。
しかし、こんだけ悩んでも次に
「で、アンテナどうすんの?」
という課題が・・・。
物干しロープが如く木と木の間に電線張るのもなー。
やっぱ、既製品の線上アンテナ一本立てるんだろうな。
レジ袋からはみ出るネギよりもひどいザックからはみでるHFアンテナ。
コメット(株)で製造しているHF帯用モービルアンテナ
http://www.comet-ant.co.jp/products/mobile/08.html
軒並み1m超え

って言うか、モービルなのでハンディーではない。
コネクタだってM型だし

筐体に直にアンテナつけたらぽきっといっちゃいそうだ。
HF帯 in the マウンテンな方いらっしゃらないでしょうか。
・・・というわけで、もし最後まで読んでいただけたら
それだけでも凄いことなので

あとコメントなんぞも(贅沢)
こんにちは
重たいので同意できませんが
いっそ、アンテナを下が白、上が緑になるように塗装…
物干しロープも良いけど、木登り大変そう
やるなら万国旗つけて
こんにちわ。
まさにアマチュア無線の精神ですね!
ザックにHFのモービルって。。。
ベトナム戦争の通信兵を連想しましたw
現在自宅にHF機は無いので通信実験には参加できませんがぜひ山でのHFトライを!!
釣竿2本持って
バンザイ(逆V)・・・なんてどうでしょうか?
お〜釣竿はいいかも!釣りキチの魚○さん?みたいに木の枝狙ってアンテナ張る!おぉ〜ク〜ル!
田宮模型
http://item.rakuten.co.jp/araitoy/p-tmy35153/
こんなのどう?
FT-817NDの方は実物みたんですけど
「あれ、結構ちっこい」でした。
けど、ザックの周りのポケットにはムリ。
かわいい通信兵のようなスタイルに。
下が白?上が緑?
コメントありがとうございます!
HF無線機だとコールの相手と
「いやー、そちらは〇〇山ですかー」
などという山トークは期待できません
少なくともせっかくHFなのに「麓のおっちゃんと話した」とか
VHFでもいいじゃんみたいなことにならないようにしたいです
Mt_thetaさん、こんばんは。
ん〜〜〜〜やっぱり山でHFというのは良く分かりません。
見通し距離ベースなら高度を稼ぐのは重要な1手段ですが、HFならもっと違った環境がベター。趣味として無線を楽しむとしても山よりは島かな?
中学生の時、モービル用のHF機(Liner15)を担いで三宅島に行ったことがあります。もちろん、アンテナはワイヤーでしたが・・・・・高校生の時は自転車に車用のバッテリーをぶら下げて、モービル運用したこともありますが、さすがに大人としては続けられません
山なら50MHz以上でアンテナに凝った方が面白いのでは??? 433Mhzで10ele4paraとか
ちなにみアマチュアでは短波までですね。中波・長波のバンドからは私が始める以前に追い出されています。
コメントありがとうございます!
Vとか逆Vとかノーマークでした。
けど、冷静に考えたら水平だとグラウンドとの反射で
パターンが割れて、ピークがお空向いちゃうんでした。
なんかそう考えると、3.5MHzとかアンテナ地面に直置きして
つかってるような波長のでかさですね
それはそれで試してみたいです。
ダブルストックを突き立てて
その間に電線張れば 簡易アンテナとして
何とかなりませんか? と素人考え
さもなくばアンテナそのものを
ストックとして使用するとか
おっと、このURLのリンクの写真に
うちの工場でつくってるものに良く似たものが!!
それはさておき
そうなんです。パワーが5Wだの10Wだの
電力切りつめてつかってるからアンテナの利得で
妥協してはいけないのです!!
ちなみに、森林限界より上で遊びたいんですけど・・・
いま、コメントにお返事かきながらじつは「うーん」とうなっておりました。(fireboltさんなので専門的に書きます)
それは、ダイポール(でなくてもいいけど)をグランドから
0.5λとか0.25λとかいう距離で設置した場合の指向性パターンを
Webでみつけてみたのですがなんとも残念なのです。
理由は明白で、鏡像法で考えればずいぶんお互いが近い
2素子アレイを作ってしまったわけで、
自分という偽像とカップリングしまくりしてるから
ヌルでまくり、指向性四方八方に散りまくり。
長波だと、0.25λといっても数十mですもんね。
V字にしてパターンが比較的低姿勢になるでしょうけれど
程度問題な気がします。
やるなら一波長くらいの高さの鉄塔を建てて、グラウンドの影響をできるだけ抑えてやるべきかなぁと。
そういう意味では奥多摩のちょっと小高いところでアンテナを軽ワゴンからにょきにょき伸ばしてた
あのおじさんは事情をよくわかってるなとひしひし。
少しずつ周波数を下げていこうかしら・・・。
やっぱミズホのピコシリーズ!?
むしろストックをアンテナにすることできます!
ただし、ストックの長さからおのずと使える周波数は決まりますが
fireboltさんのレスにも書いたのですが
ストックつかって1mほどアンテナを地上から高くしても
波長が100m超の電波の気持ちになってみたら
地べたに直置きしてるのとほとんどかわんないんですよね。
10mくらいのストックあれば
あ、それが釣竿かw
> やるなら一波長くらいの高さの鉄塔を建てて、
結局、理屈ではそういうことになりますね。(一応、昔は「空中線と電波伝搬」が専攻だったので)
どうやってもHF(high frequency は短波ですよね)より低い(波長の長い)バンドでは移動運用は厳しくなります。せめてモービルくらいでないと。
山でやるならゲインが稼げるUHFやSHFで思いっきり目立つアンテナを担いでやりましょう
パラボラアンテナでQSOしながら、休憩時にはアルミホイルを貼ってラーメンを作るとか
fireboltさん
ボクもアンテナと電波伝搬専攻だったので
回路はからっきしです
UHFやSHFなら、小さい寸法で利得の高いアンテナを
つくるのは簡単ですが、それこそ直進性が高すぎて
「俺に触るな!」
とかぶーぶーいいそうな自分が想像つきます
私も山で無線をやっていますが、
HFをやりたくなるのは理解できます。
430や144だと、人口密集地を見下ろす斜面から、
尾根を隔てて裏側に入ってしまうと、
CQ出してもほとんど通信できません
VHF UHFだと尾根を越えられないからです
日本国中どこでもQSOできるのは、昼間は7MHz, 夜は3.5MHzです。
でもこれらのバンドは、ハイパワー局が多く、かき消されます
結局、登山のような電池運用だと、小電力でも比較的相手局に届きやすいCWになります。
CWだと、1Wでもフルサイズのダイポール程度のアンテナで、
強い局にはピックアップしてもらえます。
パイルアップには勝てませんが
バッテリ重量を考えると、上記のKX3とFT-817は重すぎです(登山には)
これにバッテリとアンテナと、パドル(モールス)が加わります。
けっこう嵩張ります。
自分のおすすめとしては、エレクラフトなら、KX1、
hendricsのPFR-3でしょうか。
これらは、ぎりぎり徒歩でも持ち歩ける重さです。(電池+本体+アンテナ)
かなりマニアックな分野なので、日本ではHFを徒歩でQRP運用されている人はかなり少ないと思います。
海外だと HF Pedestrian Mobileなどと呼ばれて、それなりに運用人口がいるようです。
もともとは、ジャングルでの軍用通信や、衛星通信が普及するまでの業務・軍用の一ジャンルだったものですが、
最近は、アウトドア+無線という形で、アマチュアにも普及しているようです。
はじめまして!書き込みありがとうございます
CWですか
いちお、1級持ってるものとしてできることになっていますが(以下略)・・
CWが変調度最強なのはわかります
とりあえず−−−だけ覚えてればいいでしょうか
確かに、ボキャブラリーの壁さえ克服できれば
一度やってみたいという興味あります(・・
HF帯のことなんですが、
↑で、fireboltさんとディスカッションしたように
HFをハンディーで運用するときのように
「波長に対して地上からのアンテナ高が小さい場合は
仰角方向のパターンが割れてしまって、通信効率が非常に悪い」のです
なので、低姿勢で理想的な仰角パターンを期待できるのは
背の高さくらいの波長以下の周波数。つまり、VHF帯以上が最適というのが
ハンディー無線の一つの結論なんだとおもいます。
HFもやってみたいですがっ
いかんせん、HF帯のアンテナを低いとこで使うと
仰角パターンがひどすぎるのです
おっしゃる通り、波長に対してアンテナ高が低すぎる場合は、
打ち上げ角(ビーム)が乱れてしまい、
一般的には打ち上げ角が極めて高く、天頂方向(真上)に打ち上げられてしまいます。
しかし、これは近距離通信をする場合はまったく問題ないです。
NVIS(Near Vertical Incidence Skywave)と呼ばれています。
ようするに、DXとは反対のやり方です。
VHF以上は、山頂や尾根沿いなど見通しが確保できる場所ならば使えますが、
谷沿いのロケーションの場合は、バンド内スキャンしてもまったく誰の交信も聞こえず交信できない、という場合が多いと思います。
前後のパーティー同士で交信する以外では使えません
(レピーターが使える場合を除く)
従って、見通しが確保できないロケで幕営する場合などは電離層反射の使える周波数を使わざるを得ないです。
天頂方向にパターンでができるならばまだ良いともいます。
しかし、h(アンテナ高)<<λで問題なのは仰角のビームが割れることです。
ご存知かとは思いますが、アンテナを地面(GND)近くにおくと
鏡像法で、自分自身の擬似アンテナとカップリングをおこして
仰角方向にヌル点が多数できてしまいます
おっしゃるようにお空に向かってビームが正直にでればいいのですが
アンテナ高とアンテナの向き次第でヌルとビームが仰角のどの角度にでるかわかりませんので
固定局ならばアンテナポジションをチューニングできますが
モービルの場合は、利得が不安定になると心配しています。
そこまで詳しく知りませんでした。。。
指向性にヌル点があっても別に問題ないと思いますけど。
アマチュアの場合は、プロと違って、特定の2点間の交信を絶対に成立させなければならないというものでもないので、
たまたまビームのある方向の人とQSOできればいいのでは? どうでしょうか。
実際運用してみると、7MHzの場合、アンテナは、給電点が3メートルくらい、両端が地面という、極めて地上高の低い逆Vに張っても、
フルサイズのダイポールだと、国内QSOは全く問題ないです。
もしかしたら、ヌル点があって、QSOの成立しないゾーンっていうのが存在するのかもしれません。
でも、VHF/UHFを山間部の谷間でやる時のように、
バンドが「シーン」っていうことは絶対ないです
思想的な話なので、誰が正しいというわけではないのですが
以前、私の日記で
http://www.yamareco.com/modules/diary/3160-detail-26787
いろいろ書いてますが、ここでの要旨として
「アンテナ利得と送信電力の最適化」
と書きました。
つまりアンテナの利得を利用して最低限の送信電力で通信すべきという話です。
という原理原則の中で、仰角方向で利得が数dBmだったりあるところではマイナス何十dBmだったりの
アンテナを使う場合、送信電力って何Wだすべきか。
まさか闇雲に最大電力でガンガン放射しまくるのは
センスないなーと個人的には思うのであります
もちろん、誰かに繋がることを目的とすれば
とりあえず電力最大でやるべきなんでしょうけれど
植村直己さんって南極か外国から日本の奥さんとアマチュア無線で通信してたと聞きました。
http://blog.livedoor.jp/hammote/archives/51835878.html
↑直己さんのほうはワイヤーアンテナらしいっすね。
設置に それほど手間をかけてたとは思えないです。
総じて、まぁ通信できるんじゃないっすかね。植村さんの場合は日本の奥さんは いいアンテナとリグをおもちだったのでしょうか!?映画では21MHz帯だったらしいです。
私も山行が長かったり、下山が遅れたりすると、妻が心配するので、妻にも免許とってもらって時間帯決めて通信しよかなと思ってるんですが、10年以上前から しようと思ってて まだ実行に移せてない。この辺が植村さんと私の決定的な差ですかね。(他にも差ぁだらけか)
見通し外で、電離層反射も利用したいならHF帯にすべきですよね
植村直己の場合は、お互いが固定局という前提だったからよかったんですけど
我々のように動きながら、しかも数km、数十kmの距離では
十分なグラウンドがとれず、変なアンテナパターンになり
電波が入ったり入らなかったりが激しくなってしまいます。
ん?あ、そうなんですか、植村さんって移動しながら定時通信してたのかと思ってました。
ワタシの場合、家族との通信は直線距離150〜400km程度が多くなりそうです。
技術的なことは よく分かりませんが、無線機揃い次第、試してみようと思ってます♪
植村さんは移動しながらその都度アンテナはっていたのではないでしょうか
(ハンディーのアンテナでもいちお通信はできますけれど)
アマ無線のVHF/UHFだと150〜400kmってほんとに見通し(Line of Sight)である必要ありますので
ぜひつながることいのっています!
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