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これほど凄い山岳ドキュメンタリーは、昨年の映画「MERU(メルー)」以来である。
見逃した方もおられるのではないかと思い、簡単に纏めてみた。
■概略内容
・場所:パキスタンのカラコルム
・山名:シスパーレ(7611m)
・ルート:北東壁(初)
・登頂者:平出和也(37歳)、中島健郎(33歳)
(注)二人とも、山岳カメラマンとしても有名
・登頂日:2017.8.22 PM2:30
■平出和也の凄いところ
・荷物の軽量化とスピードを重視した登山スタイル
ベースキャンプを出てからの食糧は、6日分の12食、+行動食、1日500kcal
※即ち、1日2食で、カロリーもかなり少ない。驚きです。
・トレーニングは、毎日10kmのランニング。さすがに凄いッ!
・2008年に挑戦したインド・カメット峰(7756m)に新ルートから登頂し、登山界のアカデミー賞といわれるフランス主催のピオレドール(黄金のピッケル賞)を日本人として初受賞。
因みに、この時のパートナーは、昨年遭難死した、女性クライマー・谷口けい。(二人で受賞)
■感想
・垂直に近い雪壁の登攀の連続、頻発する雪崩の恐怖、手に汗を握らずに見ていられなかった。
・二人とも、一流のカメラマンだけあって、映像としても素晴らしいものだった。映画「MERU」を上回る出来栄えであったと思う。
■その他
・今回の登頂が、2017年の最も優れたアルパインクライミングの記録に対して贈られる、ピオレドール・アジアを受賞した。
・どうしても見たいという方は、5分間の短編ですが、下記ネットで見ることが出来ます。
http://www.ici-sports.com/athlete/hiraidekazuya/
■写真説明
写真(左):登攀ルート
写真(中):恐怖の雪壁トラバース
写真(右):ベースキャンプに帰還した二人(右が、平出和也)
(注1)写真は何れも、NHK・BS1の映像を写真撮りしたものです。
rakuinkyo6さん お初です~<(_ _)>
私もTV見てました~手どころか身体あちこちに汗してみてました(/ω\)
垂直に近い雪壁の隙間で足も十分延ばせない所でのテント泊、テント際への落雪・・クライム途中に5m下へ滑落しそうになった瞬間など、ほんとにドキドキものでした
生きて無事・帰られたことに感動しました・・が、氷点下20度近い垂直の雪壁へのクライム・・生と死の極限へ挑戦とは・・何がそうさせるのでしょうか?
しかし、達成したいこと・目標完遂に向けて普段から並々ならぬ努力と訓練は・・これからの糧にしたいと思っています(*‘∀‘)
ibuki89さんも見ておられたんですね。然も、全身に汗しながら・・・
汗しながら見ていたのが、自分だけで無くて、安心しました。
それにしても、凄かったですね~~ッ
平出和也さん自身も、今回の挑戦では、限界を感じ取ったようで、今後の挑戦は少しレベルを下げる様なことを言ってましたね。さて、どうなることか?
山頂に到達した時点では、体力は殆ど残って無い感じでしたので、その後の下山シーンも是非とも見てみたかったですね。
ibuki89さんも、平出和也さんに劣らぬトレーニングをして、百名山を達成してくださいませ。
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