アルパインクライマーの多い岩場でのことです。
隣のラインを2人組が登っていました。
トップが立ち木のあるテラスに着いたところでした。
トップは立ち木にスリングをかけ、デイジーチェーンをかけてから、環付カラビナにメインロープを通しました。
私はてっきりメインロープでセルフビレイをとるものと思っていました。
ところが環付カラビナに通したメインロープは通したままで、インクノットで固定しないまま、
ビレイ解除をパートナーに告げてロープをアップし始めました。
トップの身体が動くたびに、トップと確保支点を結んでいるはずのメインロープが自由に動いています。
私は「インクノットを忘れている」と思いましたが、
しっかりとした支点にデイジーチェーンがかけられているので落ちることはないと思って黙っていました。
その後ATCガイドの方向をいろいろと迷って支点に固定してセカンドを登らせていました。
テラスに立っていたのではなく、少しハンギングぎみなビレーでした。
もちろん荷重はデイジーチェーンにかかっていました。
彼がセルフビレイを怠ったのか、それともデイジーチェーンをセルフビレイと考えたのかは微妙です。
他のロープ操作に気をとられてメインロープでの固定をおろそかにしてしまったように私には見えました。
しかし彼はこれでいいと思っている可能性もあります。
こんな場面に出会ったら、ちょつと勇気を出して声をかけるべきでしょうか。
それとも死ぬことはないという状況から、声をかけるのは余計なお世話なのでしょうか。
同じ日に、明らかに危険と思われる用具の使い方をしている人を見てしまいました。
彼はきっとこの使い方で問題ないと絶対思っていると私は考え、何も言えませんでした。
親切と余計なお世話との境界は難しいものですが、声をかけるのも難しいです。
声を掛けてあげるべきだと思います!!声の掛け方も最初から指摘するのではなく、相手のやり方も認めつつか又は相手方のいいぶんを聞いてから自分の意見を言えばよいと思います!!相手方にもプライドもあるでしょうから相手方のプライドを傷つけずに指摘なさればよいと思います!!自分は常に謙虚でありたいと思っています…知っている事でも謙虚であれば成長すると信じています!だから自分ならばどんどん指摘して欲しいと願っています(*^o^*)貪欲さと謙虚さは凄く自分にプラスになると信じています(^_^)v
これは、非常に難しい問題ですね。
注意することは簡単ですが、登攀中の出来事です。
元々、彼は、デイジーチェーンの正しい使い方を知らないのでしょう。
私は古い人間ですので、最近の登攀用具はよく分からないのですが、最近は、登攀用具が増えすぎ、その正しい使い方と危険性を認識しないで使用しているように思えます。
事故が起きてからでは遅いのですが、タイミングを計って、アドバイスした方が良いような気がします。
私が若い頃の登攀は、装備がシンプルでビレイするのも、こんな苦労はなかったのです。
ビレイは基本中の基本です。私が思うに、用具に頼りすぎていることが、こんな事態を招いているのかもしれません。
こんばんは。
セルフは必ずメインロープでインクノットと教わりました。デイジーなどでとって墜落が起きた場合、ロープ端が自分のため、墜落者に引っ張られて、最悪セルフを解除できない。行動できなくなる。単にインクノットをすることが手間とは思えないですし、知らないだけなのではないでしょうか。第一、墜落の衝撃も全部自分にきますし。
忠告したほうが良かったのではないかと思います。
USGさん、はじめまして。marcyと申します。
オイラなら間違いなく注意しますね。
んでも、なぜ、セルフはメインロープから取らなければならないのかがわからなければ、無駄ですが。(理由は、k_guminさんのレスです)
メインロープでセルフを取るくせをつけないと、本ちゃんには行けません。(オイラがリーダーなら連れて行きませんが)
ロープワークは確実に身につけないと、大きな事故になりますからね。
from marcy
問題提起したUSGです。
結果的にはデイジーチェーンでセルフビレイしたことになってしまったようですが、私が気になったのはデイジーチェーンでセルフビレイしたことではありません。
メインロープでセルフビレイしようとしたが、正しくセットされていないように私が感じたことからの問題提起でした。
家で落ち着いてじっくり書く記事でさえ、なかなか真意が伝わらないことを考えると、現場での言葉によるコミニケーションも難しいと感じました。
はじめまして。
先日日和田でのことです。
ロープはすだれどころかナイアガラのように垂れ下がりめっちゃ混んでいました。
支点共有はおろか、リードのルートはかぶるしもうメチャクチャな状態でした。
そんな中、とある地味なおじさんペアがザックを背負って、一番混んでいる一般ルートから登り始め途中から右へなんとなんとみんなのロープをくぐってトラバースしていきやがりました!
そこにはもちろんリード中のひと数名、フォロー数名、下降中数名居るのです。
何本も何本もロープをくぐるのです。
「え〜っ!うっそ〜!」というと「くぐるから大丈夫!」とか言ってますが、背中のザックがみんなのロープに引っかかって仕方ない。
リードの人は仕方なく安定したところまで降りて待ってあげてました。
このトラバースオヤジが途中で落ちたら何人もの罪無き人が巻き添えで落ちる事になります。
降りてきて、ビレイ中の私のすぐとなりでロープを巻き始めましたが、あまりに近いのでさばくたびにロープがびったんびったんと私をたたくのです
そんで、「ああ、こんなに混んでるなら越沢に行きゃあ良かったな。」だって。
この人達、いつか事故るな。と確信しました。
あるいは人を事故らせるか。
当日日和田の上のテラスに居たとき、見知らぬおじさんが下からあがってきて、私に「ちょっとこのロープ上の支点にかけて!」なんて言われちゃう経験もしました。
もうあきれてお口あんぐりなのです
登れる人がロープワークやマナーを知ってるとは限りません!
ベテランが安全を知っているとは限りませんね!
私は昔西武線の沿線に住んでいましたので日和田山の岩場にもよく行きました。そのころも混雑する岩場でしたが、gogo1528さんのような混雑はありませんでした。
私は岩場でのルールについては詳しくないのですが、一つのルートに複数のパーティーが取り付くのは危険なので避けるのが当然でしょうね。マナーの問題だけでなく、安全意識の差にもあるような気がします。
しかし混雑する岩場でトップロープを張りっぱなしにして、先に取り付いたので使う権利があるかのようにルートを譲ろうとしない人をよく見かけます。岩場はみんなのものということを利用者全員が理解し実行して欲しいです。大人数の講習は混雑する日を避けて欲しいも思っていますか、これはなかなか難しい面があるのでしょうね。
そうなんですか・・・
日和田はそんなコトになってるんですか・・・
確かに、日和田はアプローチも良く、岩トレには最適です。
んでも、ロープワークが未熟なパーティーやマナーの悪い人が増えると、事故も多くいなるだろうな・・・
そうすると、最悪、岩場閉鎖も考えられます。
日和田の主と言われた吉田さんが居れば、そんなコトは絶対にないんだけど・・・
from marcy
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