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https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2023/07/18/6846.html
富士山 ８合目様子 ５合目で配信 御殿場市とＫＤＤＩ 弾丸・軽装登山対策
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1281105.html
圏外が無くなる？ 3236個の衛星でつながる「Project Kuiper」とは
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01679/060700116/
最近、山のビックニュースが3つ配信されました。スターリンクといえばイーロンマスク氏の事業でウクライナ戦争にも提供されています。衛星インターネット通信サービスのことで多数の特殊な低軌道衛星の人工衛星を多数連携して運用するシステムを「衛星コンステレーション」と呼び、GPS（Global Positioning System）などで活用されています。
この衛星コンステレーションを使った高速通信サービスが、米アマゾン・ドット・コムの「Project Kuiper」イーロンマスクの「スターリンク」となります。昨年から個人でも利用可能な「スターリンク」ですがとても高くて個人で対応は無理ですが今後はスマホ用のチップ開発が進めば「山のスマホの圏外はすべてなくなります」ので画期的なニュースですね。5-6年はかかるのか？
全国の百名山と今回の一部富士山の小屋と活用の幅が広がり遭難防止や捜索救助活動にも役立つので期待したいですね。8月から一部山小屋で開始とのこと、今年の夏からは該当の山小屋に行かれる登山者は体験することも楽しみのひとつになりました。ちとマニアな小屋ばかりですが。
「KDDIとWi2は2023年8月2日から、衛星ブロードバンドStarlinkを活用した「山小屋Wi-Fi」（以下 本サービス）の本格提供を開始します。これにより、山小屋へのキャッシュレス決済やネット予約システムの導入、インターネットからの情報収集の実現といった山岳DXへの貢献を目指します。」という趣旨ですが「登山客利用は有料なものの画期的で圏外がなくなる、auをご利用のお客さまは無料でご利用OK」
本格提供開始日
：2023年8月2日（一部山小屋では準備が整い次第提供開始）
利用可能エリア
：長野県
白馬村八方池山荘、白馬岳頂上宿舎、天狗山荘、冷泉小屋塩見小屋、仙丈小屋、北沢峠こもれび山荘、西駒山荘、蓼科山荘
：富山県
真砂沢ロッジ、剱澤小屋
順次拡大予定
利用料
：600円／最大24時間
：300円／最大2時間
いずれもauをご利用のお客さまは無料でご利用いただけます。
DXは、デジタルトランスフォーメーション（Digital Transformation）の略です。「DT」ではなく「DX」と表記されるのは、英語圏では交差するという意味を持つ「trans」を「X」と略すことがあるためといわれています。
山岳にも、デジタルトランスフォーメーション（Digital Transformation）がきているということなのでしょう、まったくわかりませんが・・・
DXという言葉を最初に用いたのは、スウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授です。2004年に発表した論文の中で同氏は、DXについて「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」と記述しています。
また、経済産業省は、2018年12月に発表した「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン（DX推進ガイドライン）Ver. 1.0」において、DXを下記のように定義しています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
DXとは、データとデジタル技術によって商品やビジネス、業務、企業文化等の変革を成し遂げるものであり、その目的は競争力の維持・獲得・強化を果たすことにあります。
登山のGPS電子機器の基本情報
スマホのGPSチップについては現在不正確で50-100ｍの誤差がでることは普通です。「GPS信仰」があり地形図やコンパスのアナログはいらないと最近の登山者はいいますが誤解があり、GPS遭難も増えています。
宇宙事業開発事業団のGPS担当者とお話したこともありますが、見通しの良い尾根・頂上・受信基地局のある街に近い里山・設置がある山小屋・たまたまこうした電波を受信するときは衛星受信状況がよいですが、谷間・岩陰・山陰・樹林帯・積雪・降雨・降雪の際は衛星電波の受信に支障がでる場合ががありますとのことでした。
特に「みちびき衛星」サイトをみると
https://qzss.go.jp/
受信チップのスマホは受信能力は高いし、年々受信環境はよくなり2025年に7基体制になるとかなりよくなるわけです。
ではスマホチップの開発についてどうですか？とお聞きすると、自動車の自動運転・農業機械用に開発されているチップで誤差が1-2ｍ以下の「サブメーター級」誤差が1-2�儖焚爾痢屮札鵐船瓠璽拭宍蕁廚離好泪柩僂離船奪廚粒�発予定は一切ありませんとの事でした。従いまして誤差が200ｍ出る場合や支障が発生することはあるわけです。
これは10年以上、老舗の地図ロイド・山旅ロガーなどGPSをスマホで使用されてきている登山者は長く使用していると山域によっては不具合がでることを承知されていますし、スマホのハードのチップと登山アプリの相性もあることは承知されていることです。
したがいまして、登山の巷でGPSが正確だとか「道迷いしないから安全だ」とかは信仰で「たまたま、受信環境がよかっただけ」であり「1-2メートル以下の誤差になるスマホのチップは存在しません」「わずかにゴルフウオッチで取り入れられているものはあります」登山者はこのシステムを活用してアナログの読図技術を磨けばよいものです。
どうして開発予定がないのかは私が推測するのには「費用の転嫁がスマホは困難なのではないか、その開発を進める」より「Starlink」や「Project Kuiper」などの低軌道衛星を活用したシステムはすでに開発もされ一般にも提供が始まったので「すでに圏外はなくなっています」からわざわざのGPSスマホチップの開発をする必要性ががないものと思います、一般向けに安い受信環境が整う低軌道衛星の受信はまだですが、そういうことです。
余談
アナログの読図のできない登山者はスマホの地形図も当然読めない、レスキュー隊からGPSをお持ちなら「現位置座標を教えて下さい」と言われても説明できない登山者が増えているそうです、遭難については最近警察・消防では「緊急通報位置通知システム」が警察・消防で全国ほぼ網羅されたので、自治体が使いこなしているところはこれで助かる登山者が増えています。
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