一般的に無線といえばアマ無線ですが、今回取り上げてるのはデジタル簡易無線、通称デジ簡です。
はじめに、より確実性をもとめるなら、衛星携帯かアマ無線です
特に非常通信ではアマ無線のが良いでしょう
ただしアマ無線はアマチュア業務のために使用となり、厳密に言えば非常通信を目的に携帯することは出来ない、が、ぶっちゃけ言い方次第でどうとでもなる
そしてアマ無線、デジ簡ともに、不法開局はしないようにしましょう
http://jq1yda.org/topics/fuhoukyoku/fuhoukyoku.html
↑は不法無線局の例、電波監視システムなど
さて本題、細かなアマ無線との違いとか専門的なことはググればわかることなので書きません
デジ簡はまだ絶対的なユーザー数は少ないけど、メインチャンネルをワッチしている局は意外といます。
これはデジ簡ユーザーが積極的に他者との交信を楽しもうとしているからっていうのもあります。
また、フリーライセンスラジオを趣味としている人も意外と多く、山頂や見通し良い所からCQすると誰かしら反応あります。
メリット
免許はいらず、登録申請のみで運用可能
5w出力で運用しても、アマ無線より電池が持つ(個人的感想)
レジャー、業務どちらでも使える、他人に貸すことも可能
その借りる人は免許とかなくてよい(アマ無線は免許必要)
操作が簡単、トランシーバーなので誰でもわかる
アマ無線同様にアンテナ交換ができる
デメリット
キャリアセンスがある…ようは混信防止のため、同じチャンネルで複数が同時に発信できない(これは特に街中や都会で起こる、そのためにチャンネル毎にユーザコード、秘話キーを設定できるようにして緩和している)
やはり現時点ではアマ無線より利用者少ない(業務は別)
電波が悪い時は全く聞き取れない時がある、届く届かないがハッキリしている
無線機その他純正品が高い
さて、デジ簡導入にあたって
・デジ簡には3タイプあり、陸上でのレジャーに使えるのは3Rの物
・運用前に登録局としての申請が必要(後述)
・お金
まずはこれ
すぐ使いたい、後に複数台使う予定ありなら
デジ簡購入前に包括登録申請すると便利です
この申請用紙は総合通信局のページ(icomもあったかな?)よりダウンロードできます。
書き方などは、icomのページや、通信局のページで確認できます。
この包括登録申請用紙に収入印紙(たしか2800円?icomに載ってます^_^;)
と必要事項書いて返信用封筒と一緒に投函
※返信用は通信局より送られる登録証のための物、切手忘れずに!!
※投函しなくても直接通信局へ持参すると早いらしい?
※※包括の場合、開設する予定の台数を忘れずに書いてください
自分はとりあえず5台としました
また、細かな注意点はicomのページなどをよく読んで記入してください
※※※包括登録と個別登録で収入印紙の額が違います。
書類に不備等なければ、早ければ一週間ほどで登録証が届きます。
これでとりあえず準備OK!!
包括登録申請をした場合、この登録証が届いた日より運用ができます。
そして次に重要なのが、開設届けです。
これを怠ると、義務違反となり、罰金30万だったと思う
期限は運用開始日より15日以内となっているので忘れずに必ず出しましょう。
この開設届けの用紙はicomの場合は、購入した無線機の箱に入っています(包括登録申請用紙、個別登録申請用紙も同様)、その中に書き方も詳細に説明されていますので、それに従って書いてください。
また、この購入時の登録申請用紙、開設届け用紙は書く前にコピーしておくとよいです。
この開設届けが終わってから、しばらくすると通信局より、電波使用料の払い込み用紙がきます、年間1台につき4〜500円程度です。(これは自分とこにはまだ届いてないのですいません)
登録証の有効期限は5年間です
以上、すごく大まかに書いてみました^_^;
細かい突っ込みどころとかは無視してください、自分は詳しくないので…
とりあえず今は自宅と長野の山中からを確実に通信できるようにアンテナ構築を考えているところです。
また、登っている時は、15ch をワッチしてます
利用されている局長さんいらっしゃいましたら気軽に呼び掛けてください
また当方も時間ある時にはCQ しますので繋がりましたらよろしくお願いします。
当方コールサインは「トヨタm315」です。
※※書き忘れました
アマ無線ではお国よりコールサインを貰いますが、デジ簡には本来コールサインは必要ありません、これは電波発射時点で識別符が送信されるからみたい
ですので、コールサイン(ニックネーム)は自由です、ただ他人と被らないようにしましょう。
一般的には自分の住んでいる市や県名、適当なアルファベット1〜2文字、登録番号が多いです。
※※なお、ALINCOに置いては機種により、他メーカーとの交信ができないタイプがありますので、ALINCO製品を選ぶ際には信号方式、他社との互換性があるか確認してください。
追記1
チャンネル数はメインが1の独立29の合計30チャンネルです
山登りで気を付ける点では、利得の高いアンテナをつけ高い場所からの送信となると、広範囲への見通し距離への送信となります。
共有の電波を利用するマナーとして
・メインを独占しない…これは当然です
呼び出しで使用する前に他の空きチャンネルを探しておき、交信が続くならそちらに移動すること
・交信は簡潔に、ロングトークして独占状態にならぬように
パーティー内で使うなら、むやみに高利得のアンテナにせず、出力も押さえておけばストレスなく利用できると思います。
では、また気がつくことや加筆することあれば書きます
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