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「尾根」!。
考えてみると私もいい加減に使っていた。正確な意味はなんだろう?と、さっそくネット検索した。
WIKIPEDIA「尾根」では
「谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の連なりのこと」とある。では「谷」とは何か?
「尾根と尾根に挟まれた山地の一番低い部分の連なりのこと」。
いや、これじゃダメだろう。(^^) 説明になっていない。
WIKIPEDIA「尾根」では、さらに「山稜(さんりょう)、稜線(りょうせん)とも言う。」とある。
おや、そうかい?? なんだか私の認識とズレがある。
うまく説明できないのだが、私の認識では「尾根」は山頂から麓に向かって伸びているもの。「稜線」は山頂と山頂をつなぐラインだ。
つまり「尾根」は登るものだが「稜線」は歩くもの。違うか??
尾根には名前が付く。真教寺尾根、県界尾根など。
でも「稜線」にはたいてい名前がない。権現岳から赤岳に向かう稜線は「キレット越え」とかいうが、これは稜線の名ではないだろう。
赤岳から中岳を経て阿弥陀岳に向かう稜線のルートも稜線に名前がないからルートにも名前がない。実に不都合だ。
でも阿弥陀岳南稜なんていうのは尾根だね。ツルネ東稜も同じく。では「尾根」と「稜」はやはり同じなのか?
話は変わるが(変わるなって?)
地獄谷からツルネ東稜に向かうところに「ツルネ東綾→」という道標がある。「稜」ではなく「綾」。
調べて見ると「綾(あや)」は糸偏なだけに「斜めに交差する模様。」ということらしい。「稜」とはまったく無縁なのだった。
レコにもよく「阿弥陀南陵」などと「陵」の字が使われていることがある。
「陵」を調べて見ると、これは「仁徳天皇陵」というように王族など身分の高い人の墓のことなのだった。これも全然別の意味だ。「南陵」では「南のお墓」になってしまう。
で、肝心の「稜」はというと「物の角」を意味し、また「角張っている=他よりも秀でている」というような意味を持つらしい。
これなら「稜線」の意味もわかってくるような気がする。
「他の場所よりも出っ張っている」なら「稜線」も「尾根」も同じなのか・・・。
少しばかり納得できないことだった。
写真)赤岳と阿弥陀岳を結ぶ美しい「稜線」。これには名前がない。
おはようございます
わたしは使い分けしてないですね・・
前三つ頭から三つ頭までを「尾根筋」と呼んでましたけど・・(^^;
言われてみれば登山口からピークへの道のりを尾根で、ピークとピークを結ぶルートは稜線なんでしょうね・・
それでも槍から双六へは「西鎌尾根」ですしね
いよいよ稜線に出る!とも言いますしね・・
景色のいい尾根筋でした・・とも表現しますよね
結局・・あいまいなんでしょうね(汗
でわでわ
そうですね。普通この二つを使い分けなどしていないですね。
結局、あいまいなんでしょうね。
考えすぎなようです・・・。
こんにちは。
尾根と稜線って別物なんじゃないかって思ってますけど。
私的には昇降を伴うのが尾根で、ほぼほぼ平坦なのが稜線、もしそれが切り立っていたならキレット程度の認識です。
あ・・・大菩薩に行った帰りに、くろがねやで「あばれほうとう」を棚からごっそり買ってきました。
これでしばらく、山ご飯は「ほうとう」です。
では、ダン之助でした。
すみません。いつもビミョウな話ばかりです。
「昇降を伴うのが尾根で、ほぼほぼ平坦なのが稜線」
というのは私の気持ちと同じですね。
「尾根」には名前があるけど「稜線」には名前がないというのも、両方がちょっと違うという証拠のような気もします。
まあ、しかし、こりゃビミョウなことで、わざわざ議論するほどの事じゃないかも、です。
こんばんは♪「尾根」についての日記。うれしいですね〜
地図読み講習会に参加された方は当たり前のように、「尾根」は「尾根」だと認識されていました(^_^;)
ついでに「崖と斜面とどう違うのですか?」と聞きましたが、「ほら、あそこが岩崖ですよ。」と。見た感じは雨裂にも似てるし。。。モヤモヤ
家で調べてみたら、
「崖とは水平面に対し30度を超える角度の傾斜」(日本の法令)
国土地理院の「がけの記号」は、高さ3メートル以上かつ長さ75メートル以上のものを表示している。
すっきりしました〜
私の様な、何にも知らないくせに知りたがりの生徒は先生は困ってしまいますね(^_^;)
偉そうに言ってますが、歩いていて1kmってどのくらい?斜面の傾斜が何度?かなんて、さっぱり感覚でつかめません。いつか距離感ぐらいは身体で覚えたいです(笑)
またまたado-yoさんの日記をネタに使わせて頂いてしまいました。
「崖と斜面とどう違うのですか?」とは、またまた難しい問題(^^)、よく考えつきましたね。
崖に定義があるとは知りませんでした。私的には「落ちたらケガするのが崖。しないのが斜面」なだけですね。
立川談志の落語「やかん」を思い出しました。
「なんでも知っている。」と知ったかぶりの大家さん、店子に「沼と湖はどうちがうんですか?」
と聞かれて「気持ちいいのが湖。気持ち悪いのが沼!」と答えます。
どうも「尾根と稜線」は、この程度の話なのかもしれません。
pasocomさん、こんにちは。
「谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の連なりのこと」とある。では「谷」とは何か?
「尾根と尾根に挟まれた山地の一番低い部分の連なりのこと」。
というWikiの表現が一般的な解釈(定義?)だと思うので、それで言うと稜線は「ピークからピークの繋がり」と考えられるものを呼ぶのだと思っています。
つまり、尾根は高度を落としていずれは谷の出合で終わる物だけど稜線はピークが起終点だと。
ただ、実際の呼び方は解釈などとは関係なく、ごちゃ混ぜでしょうか。穂高の吊尾根などは正に稜線という感じですよね。
コメントありがとうございます。
WIKIPDIAに「富士山のような円錐形の山では尾根は明確には存在しない。」とありますが、確かに富士山には尾根はないようです。
だとすると富士山の山頂の「お鉢まわり」する、あのルートは何でしょう? まさかあれは「尾根」ではなさそうで、稜線なら認められそうな感じがします。(ちょっと違うような気もする)。
しかし、こういのにはもともと明確な定義などないのであって、まさにfireboltさんがおっしゃるように「実際の呼び方は解釈などとは関係なく、ごちゃ混ぜ。」なんだと思います。
ですからあまり追求しても意味が薄いのかも・・・と感じました。
pasocomさん、こんばんは。
御鉢回りは「噴火口」の跡なので、どちらでもないような気がしますが・・・・。
言いたかったのは、尾根の末端は谷の出合ではないか、ということです。円錐形の山には出合(谷)もないので尾根は無さそうです。
稜線を下って行って、「○○の出合」に出るという感じはしません。
再度のコメントありがとうございました。
富士山のお鉢は確かに自分でも「尾根」も「稜線」も変だと感じます。あれは「例外的存在」ですね。(^^)
「尾根の末端は谷の出合ではないか。」
なるほどなるほど・・・。「ほぼ」正しい気がしますが、尾根が平地の中に消えてしまうような地形も多いですよね。八ヶ岳の権現・編笠の南麓はそんなところが多いです。
私は「稜線を下って行って・・・」という言葉自体に違和感があり、稜線は登ったり下ったりしないんじゃないか・・・という感覚がどうしてもするのでした。
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