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yokowv様の最新レコの中で黄色い花は「サンシュウ」か「ダンコウバイ」か、という話が出ているのを拝見して、去年nori3様のレコの中で「ダンコウバイ」か「アブラチャン」か、ということを調べたのを思い出した。
その時この二つの花は同じように春先に葉が出ないで咲くということでとても判別が難しいらしいことを知った。
そこで今回は「サンシュウ」含めた三種の見分け方を改めて調べ直して見た。
【サンシュウ】
花びらの先が米粒のように丸くなっているのが最大の特徴。
ダンコウバイやアブラチャンの花びらはただ細長いだけなのでそこで見分けがつく。
なお、漢字で書くと「山茱萸」。これを読むと「サンシュユ」というのが正しいらしい。まあ、大差ないか・・・(^^)
【ダンコウバイ】
ダンコウバイの花には「花柄」がないのが特徴。つまりボンボンみたいな花が枝に直に付いている。
これに対してアブラチャンは花柄があるので区別が付く。
枝を折ると白檀のような芳香がするのも見分けの方法らしいが、山で枝を折るのもなあ・・・。
【アブラチャン】
ダンコウバイと違って花と枝の間に花柄があることで区別できる。
簡単に言うと「花に首がある。」
また、花びらの色がダンコウバイよりやや黄緑がかっっているような。
下記サイトの写真がわかりやすい。
http://zasshonokuma.web.fc2.com/tagyo/ta/dankobai/dankobai.html#f-niyoru
その名の通り樹木に油分が多い。
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「サンシュユ」はミズキ科だが、「ダンコウバイ」と「アブラチャン」は同じクスノキ科ということもあってかなり見分けにくい。
ネット上に上げられている写真も名前が間違っているのでは?というものが多くて混乱。難しい。
さらにこれらの樹木みな、雄花・雌花があるのだそうで、山でこれらの見分けが付くのはよほどの花博士くらいだろう。
pasocomさん、おはようございます。
とても勉強になりました。
我が家の庭と畑にはサンシュユの木があって毎日見ていたのでサンシュユについては間違えないと思いますが、山でダンコウバイを見た時に「サンシュユとはどっか違うな」という感じからダンコウバイと分かると思いますが、「花柄がない」というのは大きな特徴ですね。勉強になりました。
今の時期でたぶん間違えてしまうのがタムシバとコブシです。タムシバを意識すればタムシバと思いますが、実際には私には難しいと思っています。
チシマギキョウは頭を下げているということでイワギキョウと区別する時がありますが、そういう分かりやすい区別として「花枝がある」というのはよく分かりました。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
この日記を見て頂くと少なくとも春に咲く黄色い花は区別ができるようになるかも知れませんが、でも「タムシバとコブシ」とか「チシマギキョウとイワギキョウ」のように似た花を区別するのはまた難しいことですね。
「○○キキョウ」と「○○シャジン」も難しい。
私も八ヶ岳で見かけた花を、これは「チシマギキョウ」だろうと思ったのに「ミヤマシャジン」だというご指摘を頂いたり・・・・。
とにかく花を見極めるのは難しいですね。
こんな日記ですが少しでも役立てば幸いですが。
pasocomさん こんにちは
シロモジ、クロモジ、アオモジの花も似ていそうです。
葉が成長すると区別が容易なようです。
葉が出る前は白黒はっきりしないようです。
春やはり一番先に目につく黄色い花ですね。
昨年教えて頂いたのはすごく役に立ってますョ。
余談ながら、、、
サンシュユ
成熟した果実を熱湯に通して半乾きにしてから果実を抑えて種子を抜き出し、果肉だけにしてから日干しにしたものは漢方薬の山茱萸(さんしゅゆ)だそうで。補腎、強壮薬に。
ダンコウバイ
ご記載のように白檀の芳香がありクロモジ同様、楊枝を作るそうです。
アブラチャン
生木でも良く燃え、たいまつとしても利用したそうです。
マタギは雨でも巧みに焚き火を起こす技術がありますが、アブラチャンやクロモジなどの油分の多い樹木とシラカンバの樹皮を使うそうです。
焚き火するときにアブラチャンがあれば雨でも大丈夫そうです。
余談でした。。。
pasocomさん、こんにちは。
素晴らしい研究です。勉強家ですね。なるほどーです。
この3種の見極めは本当に難しいですね。
この3種だけでなく、
花の区別は本当に似ているので難しいです。
私はこの特徴の他に、咲いている「環境」に
注目しますね。
標高の高さや、そこは乾いたところなのか、
沢沿いなのかなど。
また、サンシュウは、もともと中国地方が産地ようで、
植樹として庭先や公園などに、
植えられることが多いような気がします。
暖地などの山地で見られるのはダンコウバイが多いかな。ときおり、沢沿いにも見られます。
(アブラチャンとも良く似ていますね)
しかし、私もよく間違えるので、なんとも言えません。
お花
コメントありがとうございます。
ダンコウバイもアブラチャンもクスノキ科の「クロモジ属」だそうで。属まで同じなのでかなり近種なのでしょう。
それ以外、さらに「シロモジ」「アオモジ」などがあるとは知りませんでした。
写真を拝見すると、さすがに「シロモジ」「アオモジ」は「クロモジ」とはちょっとちがうよう。
それぞれ種類によって葉の付き方が違っており、葉が出れば案外区別しやすい、また芽(ツボミ)の状態でも違いがわかりやすいという説明がネット上にありましたが、私などの素人は結局山で花を見かけた時にしか気が付かないのでした。
いや、植物の世界も探求すると奥深いので驚きます。
またまた知識をありがとうございます。
さすがに薬の話には博識でいらっしゃる。
私が小さい頃、屋敷の中に「グミ」と呼んでいた木があり、その実を美味しく食べたものでした。
サンシュウの「茱萸」とは、その「グミ」らしい。
秋にはあのような半透明のオレンジ色の実を付けるのでしょうか?なんだかとても懐かしいです。
今時の子らに「グミ」といえば、あの弾力あるお菓子のこと。「ヤマグミ」など知るよしもないでしょう。残念な話です。
コメントありがとうございます。
その樹木が生えている環境に注目すれば意外と簡単に区別できるのかも知れませんね。
「サンシュユ」と聞くと私も「庭のサンシュユ〜(その先は不明(^^)」を思い出したのですが、今回ネットで調べると、これは宮崎県の「ひえつき節」という民謡の一節のようです。
するとサンシュユはやはり九州(または中国)地方が原産なのでしょうか。
また、その歌詞からもサンシュユが庭木などに用いられていたことが窺えますね。
ダンコウバイ、アブラチャンとも比較的温暖な所に育つようで、本当に見分けにくい。
写真を見るとアブラチャンの花の方がわずかに黄緑がかった黄色なような気がしますが、これも定かではありません。
知らなかったです😅
いろんなお花を目にし、癒されますが…
ちゃんと名前を調べることをしなくなり、綺麗だなぁ🎵と見惚れとそのままだったりしてました。
勉強になります🎵
コメントありがとうございました。
アイコン写真変わったのでどなたかと・・・。
私も山に登るようになるまで、さほど花の名も知らなかったのですが、登るほどにきれいな花、かわいらしい花に出逢って名前を調べることも楽しくなりました。
そして名を知っている花に出逢うとこれまた嬉しい(^^)
結局、この繰り返しで徐々に花の名を覚えるようになったのでした。
また、私のレコで花の写真を出すと親切に名前を教えて下さるヤマレコユーザー様が多くいらっしゃったことも、もちろん励みになったものです。
Mya-a様もどんどん花の名、山の名、樹木の名など覚えて一層楽しい山行をなさって下さい。
よくわかりました
どもども、お役に立ったでしょうか。
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