北海道積丹岳遭難死の公判の結果については、山を愛するものとしては未だ釈然としないところもありますが、御嶽山噴火災害で訴訟という件についても、やはり「自己責任」とは別の次元で物事を判断するようになってきたのかと思います。
多くの方が亡くなった御嶽山の山岳遭難。火山防災全般のあり方を改めて考えたいとの訴訟ですが、その前に登山者の自己責任は?確かに山岳遭難で家族を失った遺族の行き場のない憤りはあります。ただ、火山だと知って(知らなくて)登った登山者にも責任はあるかと思います。
警戒レベル2なら登らなかった?そもそも御嶽山が火山とは知らない方もおられたかと思います。そうなると「危ない山と教えてくれなかったから問題だ」ってことなのでしょうか。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170126/KT170125ATI090020000.php
危なくない山なんてありません。
亡くなられた方には哀悼の意を表しますが、遺族の訴訟がある度に世間からは「訴訟するくらいなら山に登らせるなよ」との声が上がります。
実際に遭難された方の「もし山へ行かれる方は、リスクを考え準備をしてほしい」という訴えが全てかと思います。
http://www.sankei.com/affairs/news/150927/afr1509270004-n6.html
です!!
ですね
masutyannさん、こんばんわ。
ヤマレコ上でも「規制中の火山に入るなんて自己責任と言っても許されない」という論調があるように、気象庁が税金を投入して、火山観測をし、噴火の前兆があるにもかかわらず、なんの規制も行わなかったのですから、たぶん国が敗訴することでしょう。するべきことをしなかったのですから。
で、お役所仕事の通例としては、義務と責任を言われた限り、これからはなんでもかんでも規制しちゃるかんね。という話になると思います。
日本人の自己責任論は国語として破綻してると思いますよ。。下界の理屈を山に持ち込むからこういうおかしな話がまかり通るのですね。。
k-yamaneさん、こんばんは
地震計の故障を放置しなければ、レベルを1から2に引き上げれば大惨事は防ぐことができたはずだ〜確かにそうだと思います。国や県の責任は充分あると思います。
でも登山者がレベルを調べて入山していたかどうかは別の話だと思います。極端な言い方をすれば、濃霧注意報が出ていなかったから道迷いした、雪崩注意報が出ていなかったから雪崩に巻き込まれた、雷注意報が出ていなかったから雷に打たれた〜何だって言えると思います。
こうなると 、まさにクレーマーのようなもので、k-yamaneさんのおっしゃるとおり、登山道の管理者は入山規制をかけるしかないでしょうね。結局、登山者自身が行動範囲を狭めることをしているように思えて残念でなりません。
masutyann様
はじめまして。
私も同感です。裁判の結果が気になります。
近頃、あちらこちらの公園で「遊具」が撤去されていくのと同じ方向に進んでしまうのかもしれませんね。(裁判の結果次第では、財政難に苦しむ多くの自治体は、登山道の閉鎖への格好の材料になるかもしれません。)「火山」のみならず、整備が行き届いていない登山道を有する山も次々と”閉鎖”になってしまうのでしょうか…
aochanman777さん、初めまして。コメントありがとうございます。
登山道については、観光地としての魅力がなければ荒廃すると思いますし、税金を整備に投じることに反対する人も結構いますので、閉鎖(廃道)も懸念されますね。
でも力量に関わらず登る人は登ると思います。当然、遭難も発生します。立入禁止が増える一方、それを無視して入山する人も増える〜悲しいですね。
百凡山、楽しんでください。
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