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まず、一年前に描いた日記でポンチョの長所・短所をまとめてあるのでよろしければあらかじめご覧下さい。
前編→ http://www.yamareco.com/modules/diary/20807-detail-75752
後編→ http://www.yamareco.com/modules/diary/20807-detail-75971
ということで、ポンチョを山で使うなら袖付きのを選ぶべきという結論に至っております。
そうして色々な検討と取捨選択を経て辿り着いたキャラバンのレインポンチョと、
ポンチョを持つならセットで使うべきモンベルのレインチャップスについて、
使用レビューを書きたいと思います。
まずキャラバンのレインポンチョ、一番のポイントは腰を縛るドローコードが付いていること。
このコードを縛ることで腰回りを体にフィットさせて、下からの風の吹き込みをガードすることができます。
1枚目の写真で赤い点線で示しているのがコードの通り道ですが、すそ周りからカーブを描くように通しているのがわかります。
2枚目の写真は稜線に立ったところで風の煽りを受けている状態です。
一般的なポンチョの弱点として言われている下からの吹きこみが、腰回りのドローコードによって防がれていることがわかります。
この時も結構な風が吹いていましたが、頂上付近の稜線に出たところではもっと暴風にさらされました。
その時の動画がこちら。
この時も稜線に立っているので、風向きは真横〜斜め下から吹いています。
撤退を余儀なくされるほどの、立っているのがつらいレベルの風速であることが一目でわかると思いますが、この状況でもこのポンチョは雨具としての機能を失っておりません。
ポンチョにはセパレートタイプと違って1.簡単に羽織れること 2.ザックカバーを兼ねる 3.通気性が良い というメリットが多くあるので、デメリットであった”風の吹込みに弱い”点さえクリアできればもっと積極的に使っていけるのです。
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そしてポンチョを雨具として構成する上で欠かせない、両輪を成すアイテムがレインチャップス。
こっちはポンチョの比でないくらい選択肢は少なく、現在購入できるのは以下の3つくらいでしょう。
・ [イスカ] ウルトラライト レイン チャップス
・[モンベル] ハイドロプロ フィールド レインチャップス
・[モンベル] ハイドロブリーズ レインチャップス(廃盤)
チャップスとは、簡単に言うとズボンの足部分だけが独立したもの。
ポンチョを着るとやや膝丈くらいまではカバーされるので、下半身はズボンまではいらないのです。
そこでチャップス。
股部分がないので装着しやすく、何より軽量。
足上げする時に股が突っ張ることがないので足さばきが抜群にいい。
これなしではポンチョは語れないくらい、セットで手に入れるべきアイテム。
と、ここまで長く語ってきましたが、キャラバンのポンチョを使う上で難点なのが大型ザックに対応していないこと。
キャラバンさん、モニターしますんでぜひ開発して下さい。

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