最近父の髭が伸びてきて何だかフリードリヒ・エンゲルスみたいになってきたなと思ったところで、どうでもいい話を思い出した。
たしか高校の政治・経済の時間にエンゲル係数を習ったときのこと。
エンゲルというのは人の名前だということだけど、マルクス、エンゲルスのエンゲルスとは関係ないの?と気になった。
調べてみると、別人に決まってはいるのだが、同じドイツ人で、EngelsとEngelと1字違い。しかし、それだけではなかった。
エンゲルスが1820年生まれで1895年没に対して、エンゲルは1821年生まれで1896年没と、生没年が1年ずつズレているだけなのだった。政治的立場は大きく異なっていただろうが。
ただ、それだけの話。
ところで長らくイギリスを拠点としたエンゲルスは酒好きで、私の得意料理?であるアイリッシュ・シチューが好物であったらしい。
エンゲルスって知りませんでした
エンゲルスは、えーと「ドイツ・イデオロギー」や「共産党宣言」をマルクスとともに書いたマルクスの盟友というところでしょうか。読んだこと無いですが。wikipediaなんか読むと、どうも大した人だったみたいです。
エンゲル係数って、今考えると、ただそれだけの話かよ、という感じですね。誰でも思いつきそう。人の名前を付けるほどのことかとね。当てはまらないことが多いし、だからどうしたんだ、て思いますね。
関係ないけど同い年ネタでは、徳川家康とフランシス・ドレイク(イギリスの海賊)が同い年と知ってじ〜んときました。
エンゲルスはやっぱりドイツ語でエンジェル(天使)ですね。単数複数のちがいでしょうか。
エンゲルの本は持ってませんが、エンゲルスの本な
らば、いろいろ持ってます。
著作では、未完に終わった「自然の弁証法」が一番
執着があります。ノーベル賞をもらった益川さんも、
この本が物理学の探究の座右の書でした。
エンゲルスは、未完成のままに膨大な草稿が残った
『資本論』の第2巻、3巻を、仕上げて出版した人で
もあります。
生まれは、大実業家の息子で、経営を体験するため、
イギリスで工場をまかされましたが、そこで貧し
い労働者として働いていたアイルランド人の女性と
結婚。生涯をともにしました。
「イギリスにおける労働者階級の状態」は、
20代の終わりに、彼女と工場、家々をまわって取材
して書き上げたルポルタージュです。
いまの日本の労働条件は、1840年代のイギリス
と五十歩百歩ですね。
深い人間味のある人物で、マルクスの不倫を自分が
代わって罪をかぶり、子どもを引き取るなどした人
でもあります。
(18時35分、穏便な内容にしました。)
エンゲルスの人間性については読んだことがあって、少しは記憶に残っていますが、著作は読んだことがありません。大学時代に「ドイツ・イデオロギー」を読め、読まなきゃダメだ、みたいなことをある男に盛んに言われたことがありましたが...。
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