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治療としてはボルト3本とプレートで固定となり、抜釘手術は1年後って感じです。
受傷は7月の中旬で、手術は15日でした。ギプスは無しでシーネ固定の、手術の次の日から関節が固まらないようにリハビリ開始してる状況です。病室の窓から見える山が遠いですが、まあいつかやるかなという気持ちはあったので、あまり精神的には落ち込んでいません。おさけ飲めないのがきついくらいですが…。
何故折ったのかという事については割愛しますが、かなり悔しいのと、どうしてあんな初歩的な間違いをしたのか未だに自分でも謎な感じで、整理がついたら日記にでも書くかな…人間たまに自分でもよくわからないエラーをするものです。
これから骨折するかもしれない人は以下参考になれば幸いです。因みに私は独身で、家族は遠方です。骨折した時は仲間が一人いてかなり助けられました。ソロの時は参考にはならないかと思われます。
【要点】
・必要なものはアマ○ン等、通販が使えたら活用すべき。
・きついのは手術後3日。
・限度額適用認定など、公的保険制度について事前に記憶の片隅に入れておくと対応が楽。
・テレワーク万歳。
【受傷した時】
明らか足首に骨折と思われる曲がりを見つけたので、開放してないことを確認し、自力で整復(真っ直ぐにする)しました。腫れてから戻すのはかなり難しい(というか痛くて無理)と聞いていたのと、折ってすぐはあまり痛くないので文字通り時間との勝負でした。本当にあまり痛くなくてビックリしましたが、整復する時の骨の擦れる音、感触は一生忘れられないかと…。
整復した後は仲間に頼んで手頃な枯れ枝を探してもらい、テーピングで固定し、レスキューが来るまで待ってた感じです。レスキュー到着後、再び応急処置された後、下山し病院に運ばれました。
【病院についてから】
診察が始まり、レントゲンやらCTを撮ってようやく骨折を確定させた感じです。なんでこんな表現になったかというと、自力で整復したためか腫れも小さく、変形もないため折ってるのか本気で疑われたためです。
骨折が確認出来た時点で少し時間が取れるようになると警察の聴取があり、全て自分の責任であることを供述したとこで警察も撤収という感じでした。
追っかけ付き添いで付いてきてくれた仲間に家の場所と鍵を渡して仕事道具と最低限のナマモノの始末を依頼し、そのまま入院となりました。この時点で着替とかどうしようと考えてましたが、アマ○ンがOKとのことだったので最低限の下着セットと生活用品を購入した感じです。通販万歳…!
【入院二日目以降】
登山口に置いてきた車は仲間に自宅まで運んでもらえました。頭は絶対に上がらないですので、退院したら何を奢るか、今も悩んでたりします。脱線しました。
注文した荷物が届きはじめ、足も痛みがほとんど無かったので手術前にシャワーに入ることも許されました。人間に戻れた瞬間は希望が強く湧いてくる…。
仲間に持ってきてもらった仕事道具で会社に事の次第と、暫く出社できないことを伝えつつ、テレワークで仕事することの了承を得て、退屈な入院生活開始でした。
【手術当日から3日後くらいまで】
全身麻酔による手術が確定しており、手術と入院に必要なものは院内売店で購入した感じです。ここで財布に一万円くらい入ってないと厳しいことになるので、必ず一万円程度は持っておいた方が安心です。レンタルも可能なので、絶対無いといけないわけではないですが…。
手術については速攻麻酔で意識なくなったので、名前を呼ばれた時には全て終わってました。しかしそこで右脚の違和感に気が付きます。痛みは耐えられん程では無いのですが、凄まじい痺れで寝るのも苦労するほどでした。手術の次の日になると痛みも強く出てきはじめ、痺れと合わさってリハビリがきついきつい…。食欲も無くなり、術後1日目は夕食は食べられなかったです。
また、あまりに痺れが酷かったのでシーネを外してもらい、浮腫で酷いことになってる足を一晩中、痛みと痺れに耐えながらセルフマッサージしました。そのかいがあったのか、2日目の朝、ようやく痺れも少し引いてきて入眠できたわけです。何故か繰り返し滑落する悪夢を見て精神的には最悪の日でしたが…。
2日目も3日目も起きてる間はシーネを外して足を高く持ち上げた状態で関節リハビリやら指を動かしまくりました。それこそリハビリの先生にやりすぎで注意が入るほどに。まあそのかいがあってか、早いペースで腫れは引いていき、4日目には普通に寝ることができるようになりました。なので、術後3日までが今のところの苦痛のハイライトって感じです。
【その後】
リハビリに勤しみつつ、テレワークで仕事をこなす日々が始まりますが、日に日に良くなっていることが実感できる期間でもあります。ただ、その感覚も徐々に慣れはじめてくると、何時になったら走ったりジムに行けるようになるのか、不安を覚え始める感じですね。今まさに、この日記を書いてる時も、最低限年内にどこか、高い場所をゆるハイクできないか、頭の片隅でもやもや考えてる状況です。
退院は8月中頃になる見込みでそれまではひたすらに禁欲な毎日が続きます。退院しても山は当然行けず、不便な日々が暫く続く感じですかね。ただ、そんなに悲観はしておらず、むしろあと少しでこの世に居なかった可能性すらあった中で、骨折だけで、しかもまたいつか山に登れることができる状況は色んな人に感謝しています。また沢山迷惑をかけてしまったことは猛省です。完治した後は、挨拶にも行きたいかなと考えてます。
〆となりますが、皆様におかれましてもケガにはくれぐれもお気をつけくださいませ。また今回の件でソロ登山はかなり考えさせられることになり、再開後はソロ歩きするときはこれまで以上に慎重になろうと思います。
進展ありましたら、日記更新したいと思います。
私も5月に骨折(右足腓骨)しました。
捻挫と思って整形外科へ行くと、骨折と言われて💧
ギプス固定したのち、今はリハビリ中です。
それにしてもご自身で最初の処置をされたんですね…。
私はたまたま通りかかった方がとても親切で、テーピングまで施して頂き、本当に救われました…。
もともと人の多い山ですが、それでもずっと一人だったら救助要請しなければならないんだな…と、色々な思いがグルグルしました。
変な夢を見たり、いつ山に行けるのか考えたり、まさに私も同じなのでお気持ちお察しします。
どうぞお大事になさって下さい。
折れた自分の足を自分で戻す時、実は何も考えてなくて、「やべ、戻さなきゃ」、という思いだけだったので行けた感じです。これが他人の受傷部だとビビって戻せそうにありません…。
風邪引いたときもそうですが、身体に異常があると不思議と悪夢を良く見ます。最近は見なくなってきたので、順調に治ってきてるのかな?と思う感じですね。
骨折、お互い大変ですが、必ず治るそうなので希望を持って過ごしていきましょう!
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