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私は夢枕獏さんの「神々の山嶺」が大好きで、何度読んでも思わずぐいぐいと引き込まれてしまう、本当に素晴らしい小説だと思っています。
さらに谷口ジローさんの漫画版も。
谷口さんの作品は原作にほぼ忠実に描いておられるのにも関わらず、画力が凄いこともあり谷口さんオリジナルの作品かと思わせるくらいのとても見事なものでした。
この小説が数年前に映画化されたのは知っていたのですが、結局観に行かずじまい。
半分忘れかけていたところ、今回アマゾンプライムで無料になっていたので観てみましたが・・・。
感想は・・・う〜んだいぶ微妙(笑)
というかこれ、原作知らない人が映画見てストーリーわかりますかね?
長い話を2時間にまとめているので、ある程度省略されるのはわかるのですが、全体的にまんべんなく少しずつ削っているので原作のダイジェストを見てる感じです。
深町が羽生と出会って、次に会ったらすぐに一緒に山登って、さらに命がけで助けてもらってる。
どうせならマロリー関係や岸涼子さん関係はバッサリ切って、羽生と深町の関係となぜ羽生が南西壁にこだわるのかをしっかり丁寧に描いたほうが良かったように思いますが・・・。
演者さんも、岡田さん阿部さんはじめ、どのドラマでも主演を張るような演技の上手な役者さんがずらっと揃っていて皆さん頑張っているのはわかるんですが、おそらく普段はあまり山登りはされないんだろうなという感じ。
ちなみに皆さんザックはゼロポイント、テントはステラリッジ、とモンベル全開です(笑)。
やっぱり山岳映画というのは費用も時間もかかるし危険も伴うしということで本当に難しいんでしょうね〜。
今のところ山に関しては映画がドキュメンタリーに勝てる雰囲気はゼロですね。
写真は5年前の年末年始にネパールに行ったときの写真です。
四川の成都経由でカトマンズに行くコースで飛行機に乗ると、エベレストのすぐ上を飛んでくれます。(たまたまかも知れませんが)
このアングルで生エベレストを見ることができただけで十分幸せ。一生の宝物です。
2枚目はカトマンズから8時間バスに揺られてポカラ、さらにそこからタクシー&2時間登山でダンプスという丘の上にある町に行き、そこで一泊した時に泊まったゲストハウスからの写真。
左がアンナプルナサウス、右が登山禁止の聖峰マチャプチャレ。
ヒマラヤのジャイアンツには一生登ることはないと思うけど、やっぱり憧れます。
そろそろ海外旅行もできそうな感じになってきましたが、ネパールは結構おすすめだと思います。過ごし方にもよりますが滞在費はかなり安い部類かと。一番高いのは航空券。
特に年末年始はおそろしく高いですが、まとまった休暇が取れるタイミングは他にGWとお盆くらいしかないので仕方ありません。NTT東日本は2週間休みをくれるらしいですが(笑)。
飛行機が安い時期に休める方で山好きの方には本当に良いと思います。
その時の帰りの飛行機でたまたま一緒になった人は強行日程でエベレスト街道を通ってベースキャンプまで行ったらしく、「これで今年も1年仕事頑張れる!」と元気を貰っておりました。
こんにちは。
マロリーの話か羽生の話かに絞ったほうがいいような気がします。
あれだけさらっと描いてしまうと、知らない人が見たらマロリーのカメラが見つかる事の重大さが伝わらないですよね。
カメラ探しに行ったら羽生に会って、羽生の過去の話になって、えっとカメラは結局どうしたんだっけと思ってるうちに岸涼子さんが出てきてさらにややこしく・・・みたいな感じでした。
逆に話がよくわからなかったんで原作を読んでみようと思う方がいればそれはそれで成功なんでしょうか(笑)
私も原作を読んで感銘を受けました。
とても読み応えのある本でした。
マロリーの謎に迫る内容が読んでいてゾクゾクしました。
アマゾンプライムで無料公開しましたか。
怖いもの見たさで観てみようかなー。(笑)
ありがとうございました。
こんにちは。
本当に面白い本ですよね。話の展開が上手なんでしょうけど、読み始めるとなかなか止まらない(笑)。
この小説発表後の1999年にマロリーの遺体が見つかった時はカメラは見つからなかったそうなので、今のところまだ謎は継続中。それもまた小説に味を出している感じです。
せっかくなので観られてはいかかでしょうか。タダですし(会費払ってるからタダでもないのか笑)。
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