|
|
|
（ 注： 単純化のため、周囲からマグマ供給される円弧の海嶺から、
同流量で地殻形成されると考えます。
ハワイ海山列や、海台、ジーランドの東北移動等は、除外しています。 ）
-----------------------
図１左： １００〜６０Ｍａの、南東から北西への地殻流動（紺、青）
（ 全て円弧状の海嶺から生まれた地殻 「 ））））＜- 」が斜め４５度で平行移動、
両側が前に出ている円弧状のまま、球面の太平洋を進んでいきます。）
------------------------------
図１右： ６０〜０Ｍａ現在の、東から西向けの地殻流動（緑、黄）
（ 地殻の進み方は、図１と同じ円弧状の地殻 「 ））））＜- 」ですが、
海嶺からの供給の中心が真東になって、赤道に沿って真西に向かって進みます。）
（ �△鉢�は、当初は別概念図にする予定でしたが、
どちらも活動時期は同じで流量と方向が違うだけなので、
同時並行で進んだものとして１つの概念図で表しています。）
（ 下半分、書いて消して書き直しを繰り返していますので、見にくくなってしまいました。 ）
------------------------------
参考基本図：
図２： 古地磁気異常年代図
図３： 太平洋立体断面図
地球儀： ＜東京書籍さんのサイト＞
" https://taiken.tokyo-shoseki.co.jp/gakushushaj/contents/earth/earth.html "
------------------------------
・ いかがでしょうか、難解に思える太平洋の地殻の年代のパズルが、
図１左の、北西向けの「基本形� 廚函�
それと全く同じ形の、西向けの「�◆廚�かさなるだけで、
これまでの疑問のほとんどが説明できてしまいます。
・ これまでの考えとは全く異なるストーリーですが、
基本はシンプルで、流動の基本形を２つ組み合わせただけのものです。
（ これによって、地球科学での太平洋地史が、真実に一歩近づけた気がします。）
------------------------------
同日追記：
・ ハワイ海山列の移動と合わせてジーランドの東北移動を加えたら、
太平洋全体の「流動地史シュミレーション動画」ができそうです。
（ 年内に完成できると、いいお正月をむかえることができそうです… ）
＜ fujikita 様へ … ＞
・ いつも、アイデアを有難うございます。
本年１月にコメントいただきました「太平洋の南西方向への南下」について。
・ 現在のプレート論を無理やり当てはめた、クラプレートやイザナギプレート、その境界の海嶺（海溝に沈んで消えた…？）も含めて、それらが存在しなくても、私のイメージの出発点である「海洋地殻の流動」で考えると、２００Ｍａ以降〜現在までの、過去の太平洋の形成史を、流れの変動だけで説明することができます。
・ 私の「海洋地殻流動」で考えると、こんな見方もできるとゆう、ひとつの想定です。
凄いです。
「Simple is best」と思います。
天皇海山列の屈曲はいかがでしょうか。
こちらも説明可能でしょうか。
宜しくお願いいたします。
・ 今回の図も、天皇海山列とハワイの屈曲点について、考慮して書いています。
（ 図では、赤丸（Ｈ）がハワイのホットスポット位置、小さい矢印が移動方向です
�，両豺腓領�動方向は屈曲前、北西向け４５度（ｃ）カムチャッカ向け、
�△篭�曲後で、流動方向はほぼ西向け（Ｊｐ）日本向け、に変化しています。）
・ ほぼ前回のＧＩＦ動画のイメージに合わせていますが、
詳細な年代については図の６０Ｍａを隕石のきっかけ時期で表記しました。
（ 前の記事のように、隕石のインパクトから海嶺の流量増加まで、
ハワイに伝わるまでにはタイムラグがあり、隕石が６５Ｍａで、
出発点の東の端の流量増加は遅れ、さらにハワイのホットスポットの位置に流動方向の変化が伝わった年代が４０Ｍａです。）
（ そして、そのハワイの方向変化から、日本の太平洋の太平洋の海洋地殻の移動方向が変わったのが、そこからさらに遅れて２５〜２０Ｍａ、
その海洋地殻の流動方向の変化が、日本での大変動…
東北接合とグリンタフ活動を引き起こしたと考えています。）
・ これらは、ユカタン半島の隕石が引き起こした、遅延して伝わっていく変動で、
そこから現在まで一つながりの一連の変化と考えています。
（ 今回の説明では�，鉢△龍�界を６０Ｍａとかいていますが、
屈曲点の地質年代４０Ｍａと、その周辺の地殻の故地磁気異常の年代は大きくずれていますので、
以前の日記では、実際の周辺の地殻年代と比べて、
屈曲点を生んだ「変動が伝わった年代」のほうが早く伝達していくグラフを書きました。）
・ 太平洋の海洋地殻は、年代によって２層にも３層にも重なり合っていて複雑ですが、
やがて（近い招来）多くの研究者の方々によって、海洋地殻の動きの全貌が解明できると思われます。
（ 今回の図は、その全ての出発点であり、意味のあるたたき台になると思います。）
天皇海山の屈曲を理解しました。
自分はこの仮説の真偽を当然判断できませんがとても面白いと感じました。
地殻産生スピードが場所によらず同じで、産生された地殻が西に移動するなら、赤道周囲が一番長く、極に近いほど短くなるので、先行した高緯度の地殻が低緯度に回り込んでくる、大筋このような解釈でよろしいでしょうか。
・ fujikita さんのおっしゃる要因は、低緯度に回り込む大きな要素と、
私も同感です。
そのほかに回り込んでくるための、もうひとつの要因があります。
それは相対する大陸地殻の面と、海洋地殻の流動方向がほとんど同じか、浅い角度での接触の場合は海洋地殻の沈み込みが起きないことを受け入れる必要があります。
（ 北米西海岸からカムチャッカにかけての、アリューシャン列島や、オホーツクとの境界は、浅い角度での接触になって、ほとんど、沈み込みがなく並走もしくは軽い反射のような動きをするのではないでしょうか。）
・ その点�，両�態では日本の島弧と海洋地殻はほぼ直角に衝突しているので、ペルム紀、ジュラ紀、白亜紀には、沈み込みと付加体の生成が活発で、日本の形成が進んだ時期です。
２５Ｍａ以降は、海洋地殻の移動方向が変化して、西向きか南西向きになって東北への付加が減少したのではないかと想像しています。
（ 海洋地殻の厚さ１０ｋｍと比べて、相対する大陸地殻は厚さ５０ｋｍもあって、大きな壁なので、浅い角度では沈み込まずに回り込むのではないでしょうか。）
・ このあたりは、まだ自信がありませんが、古地磁気異常年代図の
「great magunetik bight」の表記のあるエリアの子地磁気の屈曲は、
軽い反射がおきた結果の痕跡かもしれないと思っています。
（ まだ自信はありません… ）
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する