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山道具の軽量化を目指す方の参考になれば、と思い、レビューします!
【種類】
シングルウォールとダブルウォール、それぞれ3シーズン(インナーがフルメッシュ)と4シーズン(インナーがナイロン)用があり、私は快適性を取ってダブルウォールの4シーズン用にしました。
最軽量のシングルウォール3シーズン用だと690gだそうです。軽っ!
【重量】
グランドシート、ペグ(9本)、収納袋全て込みで約1000g。(石固定の為に細引追加済み)
不要なガイライン(なくてもいいガイラインが3本ついてる)やペグ(その3本を固定するペグ)、袋を除けば更に軽量化を図れそうです。
普段使っているステラリッジ#1より300gほど軽いです。
【設営、撤収のしやすさ】
芝生での練習を数回行い、北ア縦走で実際に使用しました。
ペグ固定しづらい岩がちな場所、暴風下、豪雨下いずれも経験してきました(不本意ですがw)。
長方形に近い五角形で、5角を固定し、真ん中にトレッキングポールを立てるだけで完成です。
フライとインナーがプラリングで一体化しているので1発で終わりです。慣れれば早いと思います。私も平地無風だと設営に5分もかかりません。
ただ、山ではそう上手くいかず…
まず、グランドシートをピシッと敷けるかどうかでその後の設営の楽さが随分変わります。グランドシートの5隅がペグダウンの位置決めの目安となるので。
なので岩ゴロゴロの場所や暴風下では設営に苦労しました。
また、自立式テントのようにポールが通っていないので、ピンと張れる位置にペグダウンしないとダルダルになるのですが、ピンポイントでペグが入らなかったりするとイライラします。
5角の固定位置をピシッと決めるのにコツが要ります。
結局、毎回張りのバランスを調整するためにテントの周りを3周くらいし、納得するまで15分くらいかかっていました。
これは慣れかもしれませんね…
撤収は極めて楽です。ポール抜いてグシャグシャと袋に詰めて終わり!
【居住性】
インナーテントはポールが通ってないので多少ダルダルします。上からの圧迫感が多少あります。
床面積はステラリッジより広々しています。
【耐風、耐水】
薬師峠、双六では夜中に暴風が吹きました。前室部分のフライがバサバサ煩いですが、倒れそうになることはありませんでした。
また、ダブルウォールなので浸水、結露も皆無です。
【デメリット】
1.結構場所を取ります。
いつものソロテント感覚で場所を選ぶと、隣のテントに重なるくらい。
2.実践投入した1日目夜に雨が降り、夜明け前にびしょ濡れのテントを撤収しました。
2日目テントを立てると、テントの中がベチャベチャでした💦
インナーとフライが一体化してて(外せるけど山中ではくっつけてる)、一緒くたにクルクルポンと片付けてしまうので、どうしても中まで濡れちゃいます。
手ぬぐいで床などを拭き拭きして中に入りました。(すぐ乾きました)
→(追記)出入口のファスナーを閉めて片付けたら中は濡れてなかった!
【まとめ】
軽さは正義!なのと、そこまで不便を感じなかったので、縦走時には今後もランシャン1を使っていこうと思いますが、もう少し早く設営できるよう練習が必要だな、と感じています。
ステラリッジでも石固定メインで立ててきたので、できればペグなしで立てるのに慣れれば、もっとこのテントが好きになれそうです。
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