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https://www.togakuren.com/info/2024/11/07/okutamatoreirumapnosirase/
青梅警察署管内(青梅市と奥多摩町)で2023年中に発生した山岳遭難事故の情報がマップと表で示されている。管内全体で1年間に78件の遭難事故があり、12人が死亡している。
2020年、2021年、2022年分については、同じ情報を山と渓谷社がまとめて、雑誌「山と渓谷」に掲載して来た。それが今回、官民連携の奥多摩山岳遭難対策連絡会が作成・公表することになった経緯は知らないが、死亡者数が前年の2倍になったことに関係しているのかもしれない。
地域別では、川苔山周辺で20件、3人が死亡しており、どちらも4分の1を占めている。この地域は面積としては1割に満たないにも関わらず。死亡者のうちの二人は、百尋ノ滝の上の急崖をトラバースする箇所で滑落している。ここではそれ以前にも何度か死亡事故が起きており、奥多摩では有名な重大事故多発箇所といえる。
私はここを一度だけ通ったことがある。確かに落ちれば重大事故間違いなしの地形だが、クサリやハシゴを設置するなど対策は行われており、十分注意して通行すれば問題ない箇所だと思う。それでも事故が絶えないのは、この地域が奥多摩でも人気のあるエリアであって登山者数が多いので、確率は小さくともいつかは事故が起きてしまう、という単純な話なのだろうか。
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