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saitama-nの日記:山に関係ないFAXサーバーの構築 その1(概要編)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-356086
saitama-nの日記:山に関係ないFAXサーバーの構築 その2(少々諦めモード)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-356180
saitama-nの日記:山に関係ないFAXサーバーの構築 その3(五里霧中で山の道迷い気分)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-356438
Raspberry Pi Zero 2 WH(Raspberry Pi OS Lite 32-bit デスクトップ環境なし)でFAXサーバーを構築しようとしたものの、パッケージのhylafax-serverはモデムのチェックでハングします。
パッケージのhylafaxよりもフォーク(派生)のHylafax+の方がメンテナンス(更新)されているとの事でHylafax+のソースをダウンロードしてビルドしました。
HylaFAX+
https://hylafax.sourceforge.io/
依存関係が一部インストール不足だったようで過去日記のように不具合が出ました。
依存関係を全てインストールしてビルドし直してモデムのチェックまでOK。
ですが、HylaFAX+ How-Toガイドの「2.2.5 - hfaxd、faxq、faxgetty デーモンの起動(直訳)」項目を読んでもさっぱり理解できません。
ここで数日停滞。
systemdの理解が足りないとお話にならないようです。
systemd とは?使い方/設定ファイルの書き方をわかりやすく解説 | ほげほげテクノロジー – IT 技術学習サイト
https://hogetech.info/linux/system/systemd
systemdの理解が深まり、「デーモン(サービス)起動スクリプト(テキスト)を作って起動時に読み込ませる必要がある」に至りました。
ttyACM0で認識したUSBモデムのデーモンを常駐させるところまでは完了(faxgetty)。
というか、「2.2.5 - hfaxd、faxq、faxgetty デーモンの起動(直訳)」にfaxgettyデーモン起動(モデムの常駐)のやり方が書いてあるじゃない。
OSによって対処方法が3つも書いてあり、「何をやれば良いのか」でした。
デーモン(サービス)起動のやり方はUNIX派生のOSごとに異なっていたり、過去と今とでセキュリティや効率化などで違うのね。
hfaxd、faxqはターミナルからsystemctl status hylafax -lを叩いて起動しているのを確認しました(これらの起動方法を調べて無駄に消耗したのは別のお話)。
結局、HylaFAX+ How-Toガイドに従うだけでした。
Linuxについての理解と知識が足りず、内容の理解に手間取り苦労しました。
個人のhylafax情報を頼りにしたのだけど、自分の環境に適応していなかったり、古い情報だったりで参考になりませんでした。
でも、Linuxについて理解が少しは深まり大いに楽しみました(無駄が多かったけど)。
自分のRaspberry Pi Zero 2 WHはRaspberry Pi OS Liteのデスクトップ環境なしです(FAX受信で生成されたTIFF画像ファイルを開けない)。
FAXの内容を確認するのに他のパソコンからscpコマンド(サーバ間でファイルの送受信)をポチポチして、最初は「ターミナルの真っ黒画面でキーボード叩いている自分カッコいい!」と悦に浸るも、ただただ面倒です。
残るは受信FAXのメール転送とhylafaxクライアントアプリの導入(他のパソコンから受信したFAXの確認とFAX送信)。
メール経由のFAX送信は必要ないので手を付けない予定。
ゆっくりやるかな。
ファックス送受信テストは下記の電話番号でできます。
送信時は電話番号のはじめに「186」の番号通知設定が必要です。
Brother
テスト用ファクス番号: 052-824-4773
キャノン
テスト用ファクス番号:043-211-9261
エプソン
ファクステスト用専用番号:042-585-8501
Brotherからの返信ファックスの返付日付は令和37年になっていました。
何かの設定が間違っているみたいね。
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