![]() |
![]() |
下記の日記の論点とは異なる点で震えております。
powruipote様のヤマレコ日記:【備忘録】ココヘリのサービス内容(誤解は厳禁)
https://www.yamareco.com/modules/diary/236554-detail-332658
powruipote様の日記を要約するとこうです(一部、加筆)。
1 ココヘリ正会員はjRO+ココヘリではない
2 jRO→ココヘリ正会員のスライド契約はココヘリ独自のサービスに切り替わり、以前のjROの恩恵を受けられない
3 jRO+ココヘリ=ココヘリ正会員という勧誘(というか、チェック不足の方にはいきなり発信機が送られる送り付け詐欺的な行為をしています)は以前のjROのサービス内容とは異なり、消費者に混乱を及ぼす
jROのココヘリ子会社化後、jROのトップページのお知らせを見て薄々変化は感じていました。
見てみないふりをしていました。
悲しい事に自分の知っていたjROは既にこの世に無いのかもしれません(今回の日記が正しければ)。
この件を語るにはココヘリ利用の流れを説明する必要があります。
ココヘリ利用の流れ。
1 本人かご家族などから警察・消防に連絡
2 本人かご家族などからココヘリに連絡
※今時のスマホならGPSで現在地が分かるので遭難した本人がココヘリにスマホで電話する意味はない
3 ココヘリは登山届またはご家族などからの情報を元に山域を捜索(発見の保証はなし、救助しない)
4 ココヘリ又は警察・消防のココヘリ専用受信機で遭難者の現在地特定
5 警察・消防による救助
公的救助機関(一時救助)による救助
6 5に至らない時は提携民間救助機関(二次救助)による捜索・救助
最大550万円までの捜索・救助を行う
山域によっては状況によって警察・消防と提携した遭対協(遭難対策協議会)が公的救助機関(一時救助)の行動を肩代わりするようです(過去のjROの補填金実績より、費用は発生します←最大550万円まではココヘリ負担?)。
そこら辺の打ち合わせと費用負担はココヘリが警察・消防と連絡してうまいこと処理するのかしら?
ココヘリの文面そのままの解釈では提携民間救助機関(二次救助)による捜索・救助はココヘリが主導権を握ります。
ご家族からすると捜索内容はブラックボックスになるようです。
最大550万円までの捜索・救助といってもご家族に使途の決定権は無いと思われます。
不正防止とココヘリの意図しない捜索・救助費用の漏出防止?
まあ、ココヘリのホームページにあるとおりで(直接の言及はなし)、ある意味でココヘリは遺体収容システムだからね。
日本でPLB(Personal Locator Beacon:携帯用位置指示無線標識)の使用許可あるの海難だけだし。
PLBは自分でオンにする必要がありますが、現行ココヘリは常にオンです。
総務省|北海道総合通信局| PLB(Personal Locator Beacon:携帯用位置指示無線標識)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/E/tetuzuki/marineplb.html
ココヘリ正会員は下記の日記のようにご家族が遭難者の捜索にかけた費用を以前のjRO同様にココヘリに請求は出来ないと思われます。
saitama-nの日記:奥多摩のトレラン(トレランかどうか不明だけど)遭難に思う
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-172378
jROで登山者の捜索・救助に関する費用の使途は加入者(ご家族など)にお任せ(限度はあり)だったのが、ココヘリ正会員になるとココヘリ主導でブラックボックス化と受け取れます。
jRO(ココヘリ準会員)は今のところ変わらず?
jRO(ココヘリ準会員)とココヘリ正会員は年度ごとの分担金が無くなったのはいいけど、jRO(ココヘリ準会員)は年度ごとの補填金実績を作成しなくなりました。
ここでもブラックボックス化なのかなあ。
ココヘリはともかく、jROは山岳保険でなくて捜索・救助のみの費用負担をする互助会なのだから補填金実績の報告義務はあるのでない?
皆さんから会費集めて運営しているのだから(加入者全員が株主のようなもの)。
設立当時の互助会な考えは既に無いのかしら。
jRO(ココヘリ準会員)は補填金実績が作成されなくなって透明性が無くなりました。
だとすると、他の山岳保険と変わらないね。
人口減で山岳保険自体が先細り(加入者数の減少は必至)だから、以前とはサービスの内容が異なったり不便にはなるのは避けられないか。
透明性がjROの魅力だったけど、今は違うみたいね。
この事が自分には大変ショックな出来事です。
とりあえず家族が安心(根拠はない)するのでココヘリはこのまま続行です(不本意ではある)。
ココヘリ以上に家族を納得させられるものが無いんだもん。
COCOHELI ココヘリ | 山岳遭難対策制度
https://www.cocoheli.com/
登山・山岳遭難対策制度|jRO(ジロー)日本山岳救助機構
https://sangakujro.com/
saitama-nの日記:カテゴリー「山岳保険をあーだこーだ考える」の日記リスト
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-category-10
全然気にしてませんでした。
そう言えば補填金実績が届かなくなってました!あれ毎回隅々まで読んでたのに…
今日はオリゴ糖さんの日記もココヘリの話でしたね。
私もちゃんと考えなきゃ!と思いました(怖)
Basscla_aiko様。
補填金実績はjROの透明性を証明するものだったのに。
補償内容は異なるとはいえ、これでは他の山岳保険と同じです。
他でも子会社化、吸収合併でいい話を聞きません。
変化は薄々分かっていたのですけどね。
日記にして改めて認識して落ち込んでいます。
自分もjiroの子会社化にともないココヘリに飛びついた一人ですが、分担金が無くなった代わりに補填金の報告が無くなった事にモヤモヤしておりました。
この点だけでも昔に戻してくれると良いんですけどね・・・
そろそろスマホと衛星の直接通信についてお役所の議論がまとまるようなので、万が一の備えをどうするか改めて考えていこうと思っています。
superfrog様。
jROが培った信頼をココヘリの資産にするのはかまいませんが、jROの信頼の裏付けであった補填金実績を公表しないのはどうなのかなあ。
ココヘリはjRO加入者に送り付け詐欺的な事もやっているので嫌気がさす方はいるでしょうね。
ココヘリ発信機で夢見ていたけど、夢から覚めたというヤツで。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する