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登山歴が長いとそれなりに経験を積んで技術を身に着けるのでしょうが、行く山域と楽しみ方によって経験の蓄積と必要な技術は異なります。
登山歴でその方の今までの経験や技術は分かりません。
ただ登山を趣味にしている期間が長いというだけです。
人それぞれの山行で楽しみ方が違うのにひとまとめに登山歴とするのどうなのだろう?
登山歴に登った山の年表が記されていれば話は別です(それでも、時期と挑み方によって難度は変わります)。
登山歴は遭難報道で使われる事が多いと思います。
「登山歴〇〇年で遭難かよ」な受け取りをしてもらいたい報道関係者には便利な表現です。
これが、「遭難した〇〇さんは冬の〇〇山に毎年登っていて」なら、「そのような経験者でも遭難は免れない天候だったのか」で受け取りは変わります。
登山に興味のない方の登山歴の受け取りは遭難報道で登山歴を知って「慣れで山を舐めていたのでないの?」になる程度だと思います。
登山者間では「登山歴と言っても今までに登った山と時期とどのような山行スタイルかが問題」になります。
saitama-nの日記:悪行レンズ(山岳遭難)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-307122
山屋という表現なら沢やらクライミングやら雪山やら山スキーやら山に関するアクティビティは全てやるのが当然な流れで登山歴〇〇年に意味があると思います。
などと思っていましたが、下記を読むと山屋には更に細かい分類があるみたいね。
オールマイティに全てこなす方を山屋と表現すると思っていました。
人それぞれの山行なのに「アイツとはやっている事が違うんだよ」になるのが山屋なのかしら?
山屋 | 登山の用語集-ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/word.php?wid=1000
saitama-nの日記:「屋上登攀者」を読む
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-232500
著者は「アラインゲンガー」なる怪物にうなされて床に臥せている設定で加藤文太郎の槍ヶ岳冬季単独登頂に触れています。
自分の思う通りの山屋で微笑ましいです。
「アイツには負けない」な嫉妬深さを持つ山屋さん嫌いでないです(傍から見る分にはね)。
自分のように徒(いたずら)に登山歴を重ねたくない方は「新・高みへのステップ」を読んで「より高みへ」な山登りに精を出してね。
saitama-nの日記:「新・高みへのステップ」は登録すれば無料で読めるようだ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-266355
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