図書館で偶然この本を見かけて、著者の名前とタイトルに何となく見覚えがあったので手に取ってみたところ、「剣山」という文字が目につきました。
それを見て、今年の連休に登った四国剣山の登山口にある神社で、宮尾登美子さんの名前が書かれた記念碑?が建っていたことを思い出しました。
本のタイトルを見覚えがあるように感じたのは、そこにこの本の紹介もあったのでしょうか。
これも何かの縁かと思い借りてみたのが読み始めたきっかけです。
内容は山岳小説といったものではありませんが、剣山の神社で生活することになった主人公の女性を描いたものです。
このあたりの地名だとか、地理だとかの描写がなされていて、最近登ったものとしては、道路整備もままならない昔の状況をあれこれ想像したり、そういう場所もあったなあとか思い返したりと、楽しく読むことができました。
お話としても面白かったのですぐ読んでしまいました。
ご存知の方も多いのかもしれませんが、タイトルの「天涯の花」というのは剣山に咲く、キレンゲショウマのことだそうです。
この本を読んで、花の咲く時期の剣山にも登ってみたいと思うようになりました。
同じように考える人も大勢いらっしゃるようで、そのシーズンは大人気のようですが・・・
ricalojpと申します。
剣山は故郷の山ですが、「キレンゲジョウマ」はまだ見たことがありません。
母は何度かあるらしく自慢してました。
「天涯の花」読んでみます。
>ricalojpさん
初めまして。
四国が故郷なんですね。
今年のGWに行きましたが、非常に素敵なところで、夫婦ともども気に入ってしまいました。
北海道からだとかない遠いのと、北海道に比べて道が狭いのが少々難点ですが。
その「道の狭さ」などもこの小説を読んで若干納得したような気もいたしました。
「天涯の花」お読みになって、もしよろしければ感想をお聞かせください。
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