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最近、会社の屋根裏に棲み着いていたらしく数回目撃していた。
そして経験された方なら分ると思うが一番の害は臭いである。とにかくクサイのだ。
ニオイのする場所がネグラであるが屋根裏なので簡単には手が出せない。
夜行性なので主に夜間は外で狩りをして昼間は寝ていることが多い。
移動するのは夜明け前と夕方が多いが、昼間でも見かける事もある。
次に侵入口であるが全部怪しいし、壁が波板なので塞ぐのは容易ではない。
会社は事務所と倉庫と作業場がありスレート葺きで面積も広いので、外周りの隙間のありそうな所に小麦粉をまいたら足跡で確認できた。
はこ罠を買ってくるのでであるが、ネズミサイズの物であれば1,000円〜2,000円くらいであるのだがイタチには小さすぎる。
中型害獣用(250W×280H×660L)はホームセンターで7,000円くらいと痛い出費となった。
前回は金網と鉄筋と針金とスプリングの代用品のゴムで自作したが、どうしても接合部が強度的に甘く捕獲率が低かったので今回は市販品とした。
いよいよ設置だが、外にするとネコなどのペットが入る可能性があるので、侵入口近くの室内とした。
最後にエサであるが基本的に肉食なので、最初は手に入りやすい魚肉ソーセージを試したがNG。
臭いが強烈な干物にしたがNG。
どうも今回のヤツには人間が手を加えた物はダメらしい。
次の餌に悩んでいたその時、偶然イタチと遭遇した。
「ワーーー!」と追いかけて威嚇したら何かを落して逃げて行った。
落し物はネズミであった。
やはり、この時期はこれだったか。
それならと、食いかけのネズミを取り返しに来るだろうと、罠のフックに括り付けた。
写真に写っている小さいのがネズミです。
次の日、出社してチェックすると目出度く捕獲成功となった。
しかし、ここで油断してはならない。
「イタチの最後っ屁」という最終兵器があるのだ。
外敵に追い詰められて逃げ場を失うと、お尻の臭腺からとんでもない臭いを放って相手をひるませるのだ。
あまりにもクサイので軽トラに罠ごと乗せて捨てに(逃がしにですね)行った。
5キロ以上離れた山の反対側の民家がなくなったさらに山奥へ。
罠の扉を開ける時も注意が必要だ。
相手も命がけなので反撃してくる。鶏クラスなら一撃で仕留められる鋭い歯を持っているので噛まれたら流血は間違いない。
さらに感染症のリスクもある。
革手袋で木の棒を持って扉を開けたら、スゴいダッシュで逃げていった。
100mのサニブラウン選手より絶対速かった。
これで奴との3週間に渡る戦いは終わったのだが、屋根裏に穴を開けての掃除やアルコール除菌、臭い除去の活性炭処理など、まだまだやる事は残っている。
イタチを捕獲したのは3回目であったが、11月からの冬場と夏の繁殖期が活発に動きまわるようです。
糖分の多い柿なども好物です。
以前、干し柿をヒモごと全部やられた事もあります。
害獣とはいえ野生動物の捕獲に当たっては基本的に一般人は禁止されており、鳥獣保護法や狩猟法によって規制がありますので、先ず自治体や保健所、農林事務所等にご相談されて下さい。
尚、狩猟免許の有無に関わらずイタチのメスは捕獲禁止となっております。(今回のは35センチくらいだったのでオスです)
近くでお悩みの方はご連絡頂ければはこ罠を貸し出しいたします。
サイズ的にはアライグマやハクビシンまで対応できると思います。
あくまでも自己責任ですが。
たまに見かけると可愛い!なんて
思っていましたが
そんなに臭いんですね(*_*)
ネズミ取りをしてくれるなら歓迎なのに!住み着くと糞害もありますよね。
前回は自作の罠とは、さすが!
貸してくださいって
連絡が入るかな??
お疲れ様でした!
こんにちは!
ご覧のとおり、顔はカワイイですが最後っ屁の臭いをお届けできないのが残念ですw。
やはり市販品は値段も完成度も高いです。
古い民家が多い近くの住宅街で見かけたことがありますよ。
見ると可愛いのですが、住み着くと大変なんですねー。
屋根裏はネズミの残骸だらけのような・・(><)
後処理、大変そうですね。
そーなんですよ。
捕まえるのも大変ですが、後始末がまだ残ってるんですよ。
ボチボチ頑張ります!
僕も捕獲しますが、箱罠を屋外に出すまで撒き散らしますから、困ったもんです
軽トラ運転してても臭かったです。
今度見つけたらプロにお願いしますので、よろしくお願いしま〜す。
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