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引き返し不可能点を超える前に、英断を以てより良い方策を選択する。
登山においては、悪天により登頂を果たさずに撤収する際などに発せられる感じでしょうか?
個人的な思いですが、「勇気ある撤退」この判断を行う必要が生じるケースでは、余裕代が失われている虞ありで、マージンがある内に「勇気の要らない撤退」をする様に心掛けたいと日頃思っています。「山は逃げない」のでサクッと撤収。
もっとも、わたし程度のレジャー登山の範疇では、ぎりぎりの選択を迫られる事態と言うのもあまりないので、今の所のほほんと楽しんでいる次第で
油断しきって、知らないうちに引き返し不可能点を超えてしまう事が無い様、注意力(注意苦手だな〜マテ)を忘れずに、山歩きを楽しみたいと思っています。
さて少し話題が変わりますが、「勇気ある撤退」って誰が最初に発した言葉かな?
と調べていたら、歴史上の以下の出来事が目に留まりました。
「ダンケルクの戦い」(1940年5月下旬〜6月4日)
ドイツ軍に包囲される中、英仏軍将兵35万8千人がフランスの港町ダンケルクから英国本土へ脱出した大撤退作戦、史上最大の撤退作戦とも呼ばれる。
第2次世界大戦においてイギリス軍がヨーロッパ大陸から追い落とされた戦いで、撤退戦においては多くの武器が遺棄され、この作戦以降武器不足に苦しむも人的資源である将兵の多くを救出できたことが、その後の戦いに寄与したとのことです。
来年には映画も公開される様なので、機会があれば観に行こうかな〜
http://cinefil.tokyo/_ct/16947552
登山の方では、大撤退作戦とか発動する必要が発生しない様に、くれぐれも気を付けて歩きたいと思います。
箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川〜(ってそれは違うかw)
写真は、白馬大量遭難が発生した翌日に蝶ヶ岳付近で撮影です。
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