暑さに負けてダムで夕涼み（宮ケ瀬ダム：神奈川県）

首都圏近郊で生まれ育ったので海浜や裏山ではよく遊んだ。二十歳を過ぎると遊びも遠くへと広がり、ダムが出来る前の宮ケ瀬中津渓谷ではドライブ、キャンプと風光明媚な好みの遊び場だった。やがてダム工事が始まり道路が付け変り風景が一変する。そんな中ダムの底になる部分のウオーキング大会に二度参加して水没するだろう痕跡を名残惜しんだ。
　そして今日まだ夏の序盤だが暑さに負けて天然で涼しい所、林道のトンネルか宮ケ瀬ダムの堰堤下通路、三保ダムの風の抜け穴の何処に行くか？答え一発（古）近場の宮ケ瀬ダムへ。
湖岸温度計によれば外気30℃、ダム下通路15℃と何とも寒い位の快適さ！通路左右の展示板を見ながら夕涼みを楽しむ。
　残念ながら一晩過ごす訳にもいかず、ダム下の炎天に出て二羽のカワウのシンクロ泳ぎを見て、再び通路でクールダウンしエレベーターで灼熱のダム天端に出て、クラクラする頭を碧い湖面を眺め静めてから車に戻る。
閑話休題：湖岸道路から見て水面が低いと思ったが、梅雨の洪水対策で容量を確保しているとの事。