FAQ
同じ場所を歩いたのにスマホのアプリや機種によって距離や標高差が異なります。なぜですか?
動画解説はこちら
GPSで取得する位置情報は1箇所ごとに数メートルから数十メートル単位の誤差があり、直線の登山道であっても左右に誤差が出てギザギザに歩いたことになります。
これを引き伸ばすと誤差の分だけ距離が長く出ることになります。(地図を拡大すると誤差が見えてきます)
位置がずれると標高も誤差が出てしまうので、累積したときにGPSの誤差が多い機種ほど標高の誤差が積み重なり、累積標高差が大きく出ることになります。
GPSで取得する位置の間隔を短くすると、(ヤマレコのアプリであれば「高精度」などにすると)位置情報のデータ量が多くなり、その分さらに誤差が大きくなっていきます。
逆に位置情報の取得間隔を長く取ると、ルートの見た目が粗くなりますが、水平移動距離や標高差としては正しい数値になります。
このような誤差の原因は、
・スマートフォンに搭載されているGPSチップの精度、
・GPSのソフトウェア上の設定でどの程度の頻度で位置情報を保存するのか、
・各地点でGPSチップが補足できているGPS衛星の数
など、多くの原因があります。
そのため同じ場所を歩いた場合でもスマホのアプリや機種、GPSデバイスによって距離が変わってきます。
なお、このあたりの仕組みはGPSの特徴に起因する問題なので、どのデバイス/アプリでも発生してしまい正確な値にはなりません。
距離についてはあくまでも参考としてご活用いただければと思います。
Copyright (C)2005-2020 Yamareco Inc. All Rights Reserved.