コウシンソウの時期に！庚申山と備前楯山、関ふれ栃木1,23,24

2016年06月11日(土) [日帰り]

• GPS: 10:58
• 距離: 42.6km
• 登り: 2,838m
• 下り: 2,845m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:33
• 休憩: 0:25
• 合計: 10:58

8:17 スタート地点
9:20 9:22 舟石峠駐車場
9:50 9:53 備前楯山
10:12 10:13 舟石峠駐車場
10:49 10:49 銀山平
11:43 11:44 一の鳥居
14:15 14:22 庚申山
15:14 15:15 庚申山荘
15:22 15:22 天下の見晴分岐
15:28 15:29 天下の見晴
15:35 15:35 天下の見晴分岐
15:44 15:44 庚申山荘
16:13 16:15 庚申七滝
16:17 16:17 一の鳥居
16:54 17:00 銀山平
18:12 18:13 通洞駅
18:37 18:37 間藤駅
19:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銅親水公園まで700m手前に無料駐車場・トイレがあったのでそちらに止めた。

コース状況／危険箇所等

＊栃木1赤銅の道。ほとんどが車のめったに通らない舗装道路。備前楯山は、良く整備されたハイキングコースで安心して歩ける。銀山平展望台へは急登、崖っぷちの落ち葉の積もる細いトラバースで踏み外したら大変。
＊栃木23ヤシオさく庚申のみち。銀山平〜一の鳥居は林道。途中から未舗装。庚申山荘、天下見晴まで良く整備された、なだらかな山道。天下見晴のてっぺんは鎖のある急登。
＊栃木24お山巡りのみち。「上級むけ」と書かれていて険しく、鎖や梯子がたくさんあるが良く整備されている。注意して通れば大丈夫。整備が悪いと思ったら、間違った踏みあとなので強引に進むととても危険。戻ってよく見れば整備された本来のコースが見つかるはず。
＊庚申山荘から庚申山への道も同レベル。むしろ後者の方が怖いと感じる個所があった。コウシンザクラ、コウシンソウを見るには、猿田彦神社跡からお山巡りの道の途中にある群生地まで往復するほうが険しいところを通らない。

その他周辺情報

銀山平の国民宿舎かじか荘に日帰り温泉がある。まだ走らないとならないので入らなかった。

写真

6/11 8:14

足尾ダム、その向こうの山々を望む展望良い公園をスタート

6/11 8:16

このへん一帯は銅山で栄えたところ。社宅の遺構

6/11 8:19

対岸にも産業遺跡らしきものが

6/11 8:22

これも銅山の遺跡

6/11 8:26

かつては賑わった街並み。南橋を渡り対岸に。

6/11 8:43

関係者以外立ち入り禁止区間を通り抜け、古河橋からの舗装道路に合流。

6/11 8:43

銅山に関する説明看板。この先にも坑道跡などの看板があちこちに。

6/11 9:13

新緑が気持ち良い林道をくねくね登ってきた

6/11 9:18

舟石峠駐車場到着。これが舟石

6/11 9:18

何かっていうと、こういうわけだそうな。
備前楯山への登山口は駐車場の右奥。

6/11 9:26

樹林の山道。風が涼しく気持ちよい。

6/11 9:28

おいおい、どっちを指してるの。いうこと聞かず、道のある方に進んだ。

6/11 9:48

山頂。大展望！松木渓谷と、三俣山、黒檜岳方面だと思うが

6/11 9:48

奥に男体山

6/11 9:48

え〜と・・・右側か左側かどっちだっけ。わからなくなるので、ぐるっと写す向きを決めようと思うのだけど。

6/11 9:48

山頂標

6/11 10:12

駐車場の横の山道で林道に合流、銀山平までは下り。

6/11 10:26

銀山平展望台への登り口。急な階段

6/11 10:29

落ち葉の積もるトラバース道

6/11 10:36

展望台。といってもあまり展望開けず。

6/11 11:40

銀山平から、ここ一の鳥居までは林道。

6/11 11:54

一の鳥居からは、沢沿いに緩やかに登る

6/11 11:57

百丁目。山頂が114丁目？神社からの残りがまだ114丁？

6/11 12:01

鏡岩

6/11 12:07

夫婦蛙岩

6/11 12:13

仁王門を抜けて

6/11 12:13

下ってきた人が教えてくれた。岩の向こう側に鹿がいますよ、って。

6/11 12:24

シロヤシオは終わっていたが、ヤマツツジが残ってた。

6/11 12:24

勝道上人碑、大忍坊碑の並ぶ、猿田彦神社跡

6/11 12:25

上級コースだって。大丈夫かな。整備は良い、楽しいとの情報があり、行ってみる。

6/11 12:31

な〜んだ、大丈夫じゃん。ってまだこれはお山巡りに入る前。

6/11 12:45

出た〜。梯子。真ん中の板が足場に邪魔だけど、がっしりした造りで安心。

6/11 12:49

頭をぶつけないように。私は小さいから大丈夫。

6/11 12:50

とちあえずキジムシロ

6/11 12:51

わ〜い、コウシンコザクラの群生だ！

6/11 12:55

いいカメラでコウシンソウの写真を撮ってる人がたくさん。tabigarasuのは失敗。すごく小さな花だった。

6/11 13:14

花の岩場から登り道を探したが両方向行き止まり。下る道がコースとのこと。梯子や鎖がたくさん、ということは、ちゃんと整備されてるということ。

6/11 13:18

鎖がなかったらかなり怖いナイフリッジ

6/11 13:20

こういうところは梯子。なかったらムリ。これを下ってきた。

6/11 13:20

梯子の先は吊り橋。両側に金網もあるから全然大丈夫。

6/11 13:20

吊り橋のあたりは、鬼の耳こすりと名付けられてる

6/11 13:23

ミヤマカラマツ

6/11 13:29

梯子、鎖に助けられて進んだ

6/11 13:29

めがね岩

6/11 13:33

6/11 13:36

鎖の設置だけじゃなく、ステップも刻んであるので大丈夫

6/11 13:39

6/11 13:42

くぐるのは大変と思って右側を巻いてきた。でも、くぐった方が安全だった。

6/11 13:43

庚申の岩戸。そっちにはいかず、反対側に

6/11 13:44

ステップがしっかりついているが、用心で鎖につかまって

6/11 14:13

庚申山荘からの道に合流した後も十分険しかった。写真も撮らず、山頂。

6/11 14:14

山頂の少し先が見晴台。皇海山方面

6/11 14:16

右側の展望

6/11 14:25

山頂周辺は、緩やかな笹原と樹林の道だけど、この先急降下

6/11 14:29

登山道からそれた岩場の下にコウシンソウ群生地

6/11 14:30

コウシンコザクラも同じところにたくさん

6/11 14:31

みんなが撮ってるコラボ画像

6/11 14:32

こんなに小さくかわいいのに、食虫植物

6/11 14:46

鎖の手助けで急降下

6/11 14:46

一の門だったか？

6/11 14:49

どこが「上級者コース」と違うのか

6/11 14:49

こっちの方が怖いくらいだった

6/11 15:10

下り切ってほっとしたら、クリンソウが！

6/11 15:11

群生地を通って感激

6/11 15:12

それからすぐに庚申山荘着

6/11 15:18

でも、天下見晴まで往復しなくちゃ。

6/11 15:24

歩きやすい道だったけど、最後はコレ

6/11 15:25

庚申山、お山巡りのイワイワを眺める（ボケてしまったが）

6/11 15:26

天下取ったぞ〜

6/11 16:01

一の鳥居への下り

6/11 16:11

庚申七滝。遊歩道が通行止めで橋から一部だけ見物

6/11 16:50

銀山平。国民宿舎かじか荘

6/11 17:11

122までの道には銅山遺跡がいろいろ。小滝坑跡

6/11 17:12

解説

6/11 17:12

鉱山鉄道跡

6/11 17:13

坑夫たちのお風呂があった

6/11 17:15

銅山でかつて栄えた、小滝集落

6/11 17:15

小滝村の石碑

6/11 17:36

足尾発電所

6/11 17:47

122に出るところに、大きな庚申山の碑

6/11 17:47

古い歴史のある信仰の山なのだ

6/11 18:08

かつて栄えた足尾の街並み

6/11 18:10

通洞駅

6/11 18:15

足尾キリスト教会。鉱山労働者への布教に努めた英国人伝道師の遺志で造られた。

6/11 18:16

寶増寺。古い歴史がある

6/11 18:35

かつて栄えた街並みは何キロも続く。

6/11 18:37

往時を伝える看板

6/11 18:39

鉱山鉄道跡

6/11 18:42

上間藤

6/11 18:48

赤倉、と続く

6/11 18:53

夕暮れが迫る

6/11 18:58

もう一頑張りして足尾ダムまで往復

6/11 19:04

鉱毒で山の樹が枯れ、人がすめなくなった松木渓谷

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

感想

旅がらす

＊関東ふれあいの道は、冬季でも歩き走りできるところが多いが、お山巡りの道はムリ。険しそうで、自信もなかった。3本と連絡道もつなぐと長いコースになるが、いっぺんにつながないと、効率が悪い。距離的にほとんどはロードなので、時間がかかっても大丈夫。日の長い季節の方が良いので夏場にまわした。
＊そして、この時期は、ここにしかないコウシンソウが咲く！ヤマレコ情報でちょうど咲いてると知り、チャンスと思って思い切って実行。
＊銀山平から少し進んだところで、大けがをしながら歩いて帰ってきた方に出会った。さぞおつらかったことと思う。そこから車の入れる銀山平はすぐなので、無事治療を受けられたと思うが。
＊お山巡りは、鎖梯子の連続と聞いていたが、つまり、整備されてるということ。鎖や梯子がなかったら通れない。一番険しいところは梯子で、鎖のところにはステップが刻まれている。滑らないように、1歩1歩慎重に通った。
＊庚申山荘〜庚申山の区間も充分険しいから、そっちを先に行ったら、上級者コースはもっと険しいだろうと思って入れなかったと思う。難易度は同じ。
＊関東ふれあいの道の中の、懸案コースがひとつ完了。あとは気楽に行けるかな。